集英社文庫<br> 日蝕えつきる

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集英社文庫
日蝕えつきる

  • 著者名:花村萬月【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 集英社(2020/09発売)
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内容説明

天明六年、来るべき皆既日蝕を背景に起きた、男と女の残酷物語。暗黒の極限、無惨な生死を描いた、渾身の時代小説集。女は軽井沢宿で飯盛女をしていたが、江戸に逃れて夜鷹となり、唐瘡に罹ってしまう(「千代」)。歌舞伎の戯者になることを希う男児は、京から下り、希望とは裏腹に江戸の陰間茶屋で育てられることに(「吉弥」)。濡れ衣の人殺しで入牢した男は覚悟の準備をしていたが、そこで地獄の光景を目にし、自らも責問を受ける(「次二」)他、鬼気迫る五つの暗黒物語。

目次

千代
吉弥
長十郎
登勢
次二