集英社文庫<br> ソルハ

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集英社文庫
ソルハ

  • 著者名:帚木蓬生【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 集英社(2020/09発売)
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  • ISBN:9784087441338

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内容説明

1996年9月、アフガン政権崩壊。タリバンが首都カブールを制圧し、国民の意見を無視する圧政を敷いた。特に女性には教育の権利も外出の自由も存在しない。それでもビビは、勉強にも世界の動きにも好奇心旺盛な少女だった。生まれた時から戦争が日常の風景だったビビは、何を決意し、どんな支えを持って生き抜いたのか。平和へのメッセージを込めた渾身の一冊。第60回小学館児童出版文化賞受賞作。

目次

第1章 ラピスラズリ
第2章 入学
第3章 発電所
第4章 ロケット弾
第5章 タリバン
第6章 禁止令
第7章 コーラン
第8章 葬式
第9章 一万時間の法則
第10章 サッカー場
第11章 輪っか回し
第12章 遠出
第13章 バーミヤン
第14章 マスード司令官
第15章 手紙
第16章 爆破
第17章 空爆
第18章 凧あげ
あとがき
アフガニスタンという国
かつて子供だった大人のみなさんへ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

future4227

66
毎日耳にするのに実はよく知らない国アフガニスタン。ソルハはダリ語で平和を意味する。あとがき以降の作者のメッセージが胸を打つ。他国の不幸を自分たちとは無関係の対岸の火事として見ている私たちに、グサッと胸に突き刺さる言葉がいくつも出てくる。タリバン支配下では歌も踊りもトランプも凧揚げも禁止。女性はお洒落や外出、学校や仕事も禁止。そして驚くべきはサッカーのハーフタイムに行われる公開処刑。そんな中でも隠れて勉強する子どもたち。何か手を差し伸べたいという気持ちに駆られる。アフガニスタンに早く平和が訪れてほしい。2021/09/29

たぬ

43
☆4.5 舞台は90年代後半から2000年ちょっとすぎくらいのアフガニスタン。ロケット弾でクラスメートが死に、母が街で射殺され、サッカー場で公開処刑が行われる死と隣り合わせの日々。読むのがつらくなるほどにタリバンによる圧政がひどくてね。たとえ規律を守っていてもこんなにがんじがらめでは「人間として生きている」とは言えないよね。主人公のビビ一家はじめ出てくる市民が魅力的で人格者揃いだから余計に胸が痛かった。今も不安定なアフガニスタン、一日も早くソルハ(平和の意味だそうです)になってほしい。2023/03/02

niisun

40
1978年:ソ連のアフガン侵攻。1980年: モスクワ五輪の西側ボイコット。1989年:ソ連の撤退。1996年:パキスタン支援のタリバン政権樹立。2001年:同時多発テロと米軍の空爆からの米国寄り政権樹立。1972年生まれの私は、NEWSを通じてリアルタイムで見てきた現実。小説はこの時代に首都カブールで暮らす家族の物語。家族の中で最年少の少女の目線で描かれてます。まるで見てきたように描かれてますが、故中村哲氏の語った現地の姿とも違うかな?物事は様々な角度から見ないといけないが、知るきっかけには良い本です。2020/10/24

えみ

35
一秒先も見えない戦禍のアフガニスタンで、未来を見続けて成長していく一人の少女・ビビの物語。児童書とされている本書だが、アフガニスタンという国の本当の理解を得るために、老若男女問わず読むべき一冊だと思った。当たり前のことが当たり前にできる幸せ。自由なくして本当の平和とは言えないこと、懸命に生きるビビの姿を通して改めて心に刻んだ。無辜の民の悲劇。メディアで報じられた以上の悲惨さ。タリバンとそれに関わる国際テロ組織アルカイダの支配の惨状。それでもビビの無垢な好奇心に輝く未来を!と心から願いながら本を閉じた。2020/07/21

ナチュラ

32
本の交換会で頂いた本。自分ではこのような機会が無いと絶対読んでなかったと思う。読んでとても良かった。アフガニスタンの首都カブールに住む少女ビビが主人公の小説なのだが、とてもリアルでドキメントのように感じた。アフガニスタン国内の内戦、イスラム国、タリバン政権など、少しだけでも知ることができて興味を持った。今現在でも学校が爆破され、複数の子供達が犠牲になっているニュースなどを聴くと胸が締め付けられる。 日本はつくづく平和な国だど実感できる。児童向けなのでとても読みやすい。2021/05/05

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