場から未来を描き出す――対話を育む「スクライビング」5つの実践

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場から未来を描き出す――対話を育む「スクライビング」5つの実践

  • ISBN:9784862762795

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内容説明

言葉で問うのではなく、「描く」ことで、対話を深める―。

発言者の話す内容だけではなく、場のエネルギー、人と人との関係性、一人ひとりの感情をも、描き出すファシリテーションとは。
「言葉になっていない」ものが可視化されることで、人々の内省や当事者意識が促され、新しい洞察やビジョン、未来が生み出されていく。
日本でも注目。U理論深化の一翼を担った著者が説く、新しい場づくりの実践。

【スクライビングとは】
人々が対話している間に、発言者の話の内容や考えを視覚的に表すこと。

●単なる「わかりやすさ」や「美しさ」を超えた、描くことの深い効果を「U理論」や「学習する組織」など、組織開発の理論をベースに解説。
●「在る」「融合する」「捉える」「知る」「描く」という5つの実践モデルで、生成的な場づくりを紐解く。
●カラーページで、著者の実際のスクライビングも多数掲載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひか

1
「視覚的に話し合いをするためには」という目的で上司が選んだうちの一冊。議論の中で書記をする経験は難度もあったけれど、スクライビングはそれとは別次元の話だと思った。場を捉えて、ビジュアルに落とし込んでいくことでより生産的な対話を促す。この本では、実践する際の考え方が具体例とともに書かれているので、頭に入ってきやすい内容でした。2021/02/13

エミーナ

1
「スクライブ」という役割を初めて知った。 ただただ、絵や言葉を使って整理するのではなく、その場見えていない状況を引きだしたり、熱量を表現したり、渾沌を描いたり、、、。 U理論を理解する筆者だからこそ、自己との向き合い方がすごいと思った。 スクライビングの技術とかの話ではなく、どう話し合いのその場に向き合うのかというパワーが伝わってきた。 グラフィックの実践について学びたい欲につながり、筆者とは関係ないけれど早速講座を申し込んでしまった。 手法を学んだ後、改めて読んだら面白そう。

とっぴぃ

0
グラフィックレコーディングやグラフィックファシリテーションと呼ばれる手法の源流。ただ単に議論をまとめるのではなく、その「場」の声を聴くこと、時に言葉にされていないことを描き出すことという非常に高度なコミュニケーション技術なのだと思いました。文章だけでは掴みきれない実践が必要な内容だと感じました。2022/01/04

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