内容説明
高校で習う地理を学びなおすのにピッタリの本です。地理は「暗記モノ」と誤解されているところがありますが、地理の知識や考え方は、世界や実社会を理解するうえでとても役に立ちます。本書では「なぜそうなったのか?」という視点で学びなおすことで、ニュースで扱われる政治経済、民族、領土、資源、環境、そして毎日の食卓に関わることなど、様々な問題の深層を読み解くことができます。自然環境がどのように人間の生活文化や産業に結び付いていくのか、高校で地理を学んだ人も学ばなかった人も楽しんで理解できる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん
13
地理という科目は、中学時代に学んだのが最後で、その後は歴史や政治経済だけだった。今や地理は理系での国立大学進学を目指す高校生が学ぶものになってしまった。しかし(著者は駿台予備校の講師であるが)この本を読んで改めて思う。地理は大事だ。高校生にとっては、世界史、地理、日本史、政治経済は必須科目ではないか。今までの常識と思っていたものをアップデートしてくれる。地理がカバーする範囲は幅広い。再読必至。2021/10/19
tetsubun1000mg
9
導入部の「はじめに」を読むと固い印象なのだが、だんだんと読みやすくなってくる。 駿台予備校の地理講師とのこと。 「学びなおすと○○はおもしろい」はシリーズで日本史、世界史、政治・経済、倫理などが既刊らしい。 発行はベレ出版、初めて聞く出版社だが、駿台予備校関連の会社かな? 気候や地形だけでなく話題が広く楽しく読めた。2022/03/12
みみげ
1
地理を幅広く学びなおすことができるおもしろい一冊!日常生活の身近なことと結びつけて解説されているのでわかりやすかったです。2021/08/22
黄色いごはん
1
身近な問題を分かりやすく取り上げて興味が湧いてくる。更に深掘りするともっと地理が詳しくなって人生に役立つことが多いだろう。2020/10/09