世界経済図説 第四版

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世界経済図説 第四版

  • 著者名:宮崎勇/田谷禎三
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 岩波書店(2020/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004318309

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内容説明

見開きの本文と図説で世界経済の輪郭が総論から各論まで一目でわかる定番書の最新版.情報通信面での技術革新を追う章を入れ,中国をはじめ新興国の経済的興隆と先進諸国の相対的な地盤沈下を跡付ける.国際協調が難しい中,深刻化する貿易摩擦,地域紛争,環境問題も取り上げた.今後10年を占う上で必携の一冊.

目次

一 世界経済の輪郭
1)国の数・国土 2)人口・民族 3)国内総生産 4)産業構造 5)天然資源・エネルギー分布 6)技術 7)交通・情報通信 8)社会資本・国民生活 9)政治と経済 10)国際化の軋轢


二 国際貿易
1)一般貿易 2)貿易収支と貿易構造 3)サービス収支 4)デジタル貿易 5)エネルギー貿易 6)農産品貿易 7)関税・非関税障壁 8)直接投資 9)WTO:危機に瀕する体制 10)日米摩擦の教訓


三 国際金融
1)資本の流れ 2)金融資本市場 3)金利,株価,金融派生商品 4)フィンテック(暗号資産等) 5)国際金融活動の拡大と監督強化 6)為替レートと外貨準備 7)ユーロの拡大 8)ドル・ユーロ・円・人民元 9)為替制度 10)IMF体制


四 多極化,地域統合と貿易摩擦
1)世界経済の再編成 2)アメリカ経済:相対的強さの保持 3)EU:東への拡大とブレグジット 4)NAFTAの改定:USMCA 5)TPP11とアジアの経済統合 6)その他の地域統合の現状と地域間貿易 7)貿易・経済摩擦 8)米中貿易摩擦 9)G7.G20サミット 10)経済協調と国民国家


五 指令経済と途上国の市場経済化
1)社会主義対資本主義ではない 2)ソ連の解体・混乱と復興・発展 3)中国の市場経済化と発展 4) インドの経済発展 5)東アジア諸国(日本,中国を除く)の経済発展 6)中東欧,CIS諸国の経済改革と発展 7)中南米経済の発展と停滞 8)その他地域の経済情勢 9)南北問題と経済格差 10)市場経済化と先進国による後押し


六 デジタル・エコノミーの拡大・深化
1)情報通信革命と物価 2)産業の情報化と生産性,企業経営 3)情報化と雇用,所得 4)情報化と産業構造 5)デジタル・エコノミーの拡大 6)デジタル・エコノミーの深化 7)巨大なデジタル・プラットフォーマーの出現 8)米中の技術覇権摩擦 9)デジタル・エコノミーの課題 10)望ましいデジタル化社会と国際協力


七 人口・食料・エネルギー・資源
1)世界人口の急増 2)少子高齢化 3)世界の食料事情 4)食料消費の高度化 5)世界のエネルギー需給 6)石油・天然ガス 7)火力・水力・原子力発電 8)省エネと新エネルギー 9)資源貿易問題 10)国際協力(エネルギー・食料・資源)


八 地球環境保全
1)広域化する環境問題 2)途上国の環境問題 3)大気汚染・地球温暖化 4)水資源問題 5)土壌汚染・砂漠化 6)ゴミ・廃棄物と海洋汚染 7)都市問題と環境 8)自然環境と生態系 9)SDGsとESG 10)国際協力(パリ協定と今後)


九 経済危機
1)繰り返される経済危機 2)一九三〇年代の大恐慌 3)ブレトンウッズ体制の崩壊 4)中南米諸国の累積債務問題とその後の通貨危機 5)日本のバブル経済と崩壊後の調整 6)アジア通貨危機 7)アメリカ発グローバル金融危機 8)南欧諸国の財政危機(ユーロ危機) 9)中国の債務膨張とコロナ・ショック 10)行き過ぎた政策対応とその帰結


十 世界経済の構造変化
1)市場経済の諸形態 2)世界経済の一体化 3)覇権国としてのアメリカ 4)EU.ユーロの挑戦 5)中国経済の躍進と今後 6)中国の政治社会体制の行方 7)「アラブの春」,その後 8)再拡大する軍事支出と地域紛争・難民 9)内なる格差の拡大 10)世界の中の日本


あとがき
第四版あとがき


世界各国・地域のGDPと人口(二〇一八年)
世界経済年表(第二次大戦後)

図版作製=風呂谷浩作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

13
第三版は2012年に出ているので8年ぶりの改定。第三版の内容はよく覚えていないが、世界は何と大きく変わってしまったことか、と読みながら感慨にふけった。トランプ政権、米中対立の激化、国際協調の停滞…など世界経済は困難に直面していることが良く分かる。「正しく恐れる」ためにもこの本は読んでおいたほうが良い。2020/08/15

きゆう

4
一つ一つのテーマについてコンパクトにまとめられており、読みやすい。全体を読み通すことで今の世界についてザックリとイメージがつかめた。2021/01/25

ポルターガイスト

3
拾えるデータがあればいいなあと思って流し読みした。2022/11/22

逆丸カツハ

3
世界経済における新興国のシェア拡大と先進国の低下を見ると、今本当に日本が向き合う他者というのは、米でも中でも欧州でもなく、それ以外のアジア圏の国々だと思う。単純労働を任せたいがために東南アジアから出稼ぎ労働者を集める現状に手痛いしっぺ返しが来るかもしれないと思った。 それに加えて自由貿易が認められているからといって他国の惨状を救う前に、自国の最大利益を追求していく現状の体制はどうにかならないのだろうかと思う。2020/08/01

Akiro OUED

2
通貨危機後のアジア諸国と南米諸国では、経常収支の傾向が異なる。赤を好むラテン気質の現れか。経済危機への過度な政策的対応が次の危機の種を蒔く。バズーカの玉を回収しきれていない日本に痛い。第五版では、SDGsが、道徳的課題ではなく、利益追求のお題だと言い切っているだろうな。 2024/09/15

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