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内容説明
セト達の前に現れたのは、かつてその手で討ち倒した筈の宿敵・アポピス。その目的は、オシリスを冥界へと攫うことだった。セトは、五年後の未来でオシリスを殺害し、自らを嵌めたのはアポピスだと気がつき、今度こそこの手で兄を守ろうと決意する。一方、オシリスは変わりゆくセトの変化に戸惑い、苛立つ心を抑えきれず…。すれ違う兄弟神の想い、たどり着く未来とは――――。新解釈エジプト神話×ファンタジー、堂々完結！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チサエ
7
もう完結かあ。オシリスが冥界に行く理由付けがよく出来てておもしろかった。すべては愛あらばこそ、愛ゆえよな。2023/10/30
香菓
2
オマケ読みたい欲望に負けて電子で買い直し。悩んだ数年がもったいなかったレベルのオマケでした。 普通に3巻で発売してくれても良かったのよ2023/09/19
王朱
2
あっれぇ？(゜ロ゜;まさかの完結巻。３~５巻構成と思っていたのにorzそして、電子版には別途小冊子的なストーリーがある？！トト、アポフィス、ラー、エネアド、オグドアド。最後の方、少し前にガンガンで連載していたI'mの知識が過りながら読んでいたのだけど、いや、でも黒幕があの人って、理由含めマジでびっくりした。 セトが父に疎まれて理由があまりにも悲しすぎて、オシリスの意見に共感。あとがきをみて、セトの役割をはじめて知った。セトが戦(軍)や、砂嵐(暴力)を司る粗暴な神として見られているのは知ってたけど、けど… 2020/08/29
愛華
2
続きが待てなくて雑誌を毎回この作品のためだけに買っていました。だからこそ二巻でもう終わってしまってショックで逆にああもういいやとなってしまった。読めば読むほどああこの流れで犯人になるとしたらあの神しかいないなと思ったとおりだった。まあセトと話したあのシーンの描かれ方で察する人は察する。最終回はいいところで終わっている。タイトルの意味の回収としてはいい最終回だがその後ももっと読みたかった。是非電子限定も読んでもらいたい。もっと続きが読みたくなります。2020/08/26
文月煉
1
エジプト神話のコミカライズとして最高すぎる！頂点！たったの2巻で諸説あるエジプト神話のいいところを抜き出してかっこよくて感動できるストーリーに練り上げ、むしろ誰もが首を傾げる神話の矛盾に対して独自の解釈を加えて納得感を生み出すストーリーテリング、天才ではないだろうか。 登場するすべての神様が素敵すぎる。 2巻にはおまけ（というには豪華すぎる外伝4作品）がつく電子特装版とつかない通常版があるので、絶対特装版を買おうな！つかない方を買ってしまって買い直した僕とのお約束だぞ！2021/11/27
