内容説明
「将来、自分がどんな仕事をしたいのか…」「特別やりたいことがわからない」などとよく耳にしますが、
じつはわからないのは「やりたいこと」だけではありません。
自分が何に怒っていて、何に悲しんでいるのか……それすらわからないという人が少なくないのです。
「自分のことがわからない」「好きになれない」ことは苦しく、沼にはまるようなもの、と著者は言います。
そこで本書は、「自分見失いがち沼」「やりたいことがやれない沼」など、
さまざまな悩みの「沼」から抜け出す方法を紹介。
自己肯定感を高めながら解消する方法をアドバイスする1冊です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
19
自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい 仕事・恋愛・人間関係の悩みがなくなる自己肯定感の高め方。田中 よしこ先生の著書。仕事がうまくいかない、恋愛がうまくいかない、人間関係がうまくいかない、仕事トラブル、恋愛トラブル、人間関係トラブルだらけ。それで自己肯定感がなくなってしまって自分が嫌いになる。悩みの沼にはまって抜け出せない人へのヒントがいっぱいつまった良書。2022/01/13
チャー
14
不安や悩みを抱えた状態から立ち直るためのヒントが綴られた本。精神的に追い込まれてどうしたらよいかわからなくなっているときに、事態を打開するための内面の整理法が状況ごとに記されている。悩みはこじらせると堂々巡りをしてしまうことが多いが、その時々の感情をきちんと受け止めて否定せずに、一呼吸置くことの大切さを綴っている。特に嫌だという感情は自分を知るための重要なサイン。未知の恐怖が不安の要因という指摘は大いに納得。表現して外に感情を出してみると案外大したことがないこともしばしば。一人ひとりが違うのは当たり前。2022/06/03
らっそ
8
今一番深いのは「白黒をつけたがる沼」。昔みたいに「まぁ、いいか」で済ませられようになりますように2023/05/16
Jessica
4
「沼」にハマっている最中この本を読むことは正直困難。これが読めるかどうかで、自分の沼具合がわかるとおもう。自分が鬱の際は馬鹿にされているのかと思い読みながら更に辛くなったが、元気になってみると色々なシチュエーションを想定していて興味深い本だと思ったので。2023/08/16
*春
3
どこかで聞いたことのあるような言葉の羅列ではあったけれど、実践するのは難しかったり、いつの間にか忘れているあれこれ。ココロが疲れた時の特効薬にはピッタリだと思う。読みやすく書かれている。 時々読み返すのが良さそうな類の本。2021/12/03