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内容説明
池澤夏樹が沖縄移住を果たした後、沖縄の島々で語った講演録。池澤は精力的に島々を周り、実に様々な島人たちと対話をしていた。島の風、社会の風、言葉の風、平和と戦争の風を受けて、時には重く、時には軽妙に、沖縄を語り、世界を見つめる。沖縄の状況について考えるために、今改めて必読の書。
目次
平和の素(沖縄島・那覇市)
沖縄の言葉(沖縄島・那覇市)
人と自然の関係(南大東島)
ハワイイについて(渡名喜島)
書物の力(沖縄島・那覇市)
ジャック・マイヨール(粟国島)
北海道の話(渡嘉敷島)
戦争の起源(沖縄島・知念村)
沖縄は日本を救うか?(ヤマト・東京)
あとがき