内容説明
「できないことはやらなくていい できることを伸ばせばいい」
TBS系ドキュメンタリー番組「情熱大陸」放映後 大反響!
◆小学生の頃から識字障害で読み書きに遅れが出る
→ドローンに熱中し全国大会優勝や世界大会出場を果たす
→才能を活かして18歳でドローン空撮・操縦会社を設立
「識字障害が気にならなくなったとき、未来が明るくなって、やりたいことにもっとチャレンジしたい気持ちがわいてきました」
小学生の頃から読み書きに遅れが生じ、中学生で識字障害と診断。苦しい学生生活の一方で、ドローンと出会い全国大会で優勝するほどの腕となる。18歳でドローン操縦・空撮会社を立ち上げた高梨智樹の生き方とは。
【目次】
はじめに
1 僕と識字障害
2 小・中学校に通っていた頃
3 高校に通っていた頃
4 DO-IT Japanプロジェクトとの出会い
5 僕とドローン
6 ドローンと歩む未来
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(*'ω' *)@k_s
54
市立図書~発達障害の一つである“識字障害”、程度は人によって様々だが、著者の場合は読むことも書くことも人一倍苦労したとのこと。彼が自身の障害と向き合い、家族が障害を受容し、社会が彼を支えてきたことがわかる。多様性が必要と言われる昨今、障害も、その人の持つ個性として理解を深めていくため、とても興味深く読むことができた。タイトルが気になり手にとった一冊。よい本との出会いでした✨2022/07/21
rubidus
2
ディスレクシアに限らず、目に見えない障害を認知するのは難しい。本人は比較対象がなければ自覚しづらいだろうし、指摘されても親はすんなり認められないだろう。 高梨智樹さんは、強くポジティブだと感じた。そして彼を育てた両親も素晴らしい。 得意なことを伸ばすのは重要だ。2023/08/16
しゅうりん
2
彼は自分の好きなことをやり、色々な人と出合い、情報を得て、自分の人生を自分で考えて選んで生きている。素晴らしいです。2021/06/05
Hachi_bee
2
いつも笑顔で、でも頑固な @Drone_Takanashi 氏の著書。 ボクが想像していた以上の努力を重ねていたのだとわかった。ヘリパイロット、是非実現して欲しい! ご両親とお友達になりたい!2020/09/02
おまめ
1
識字障害と書字障害のある方のお話し。何より、親御さんの関わり方が素晴らしいのだなと思う。「根拠のない自信」を持てるのは、性格もあるけれど、両親が自己肯定感の下がらないように育てたのだと感じる。だからこそ、自分の持っている能力を存分に発揮して、それが好きなことに繋がり仕事になっている。彼のまっすぐな人柄に、自然と周囲の人が手を差し伸べたのではないだろうか。障害とは?と問いたくなるようなほどに、自分らしさを見つけて"自立"している。2023/02/11