最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術

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最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術

  • ISBN:9784822288945

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内容説明

気が散る本当の原因は、スマホやSNSではない
集中は目標の達成を助け、注意散漫は人を目標から遠ざける。気が散る原因とよく挙げられるのがスマホ、SNS、テレビ、タバコ、ゲーム、友人とのおしゃべり……。しかし、これらは表面的原因にすぎない。注意散漫を跳ね返すには、根本原因を見つけ、戦略的に対処しなければならない。本書が掲げる戦略テクニックを実行すれば、「集中力を保つ」というスーパーパワーを身につけられる。
魅力のある製品やサービスには、使っているうちに「やみつき」になる魅力が備わっている。それは、たまたまそうなっているのではなく、企業が心理学を駆使し、ユーザーが「ハマる」ように設計しているからだ。著者ニールは、この「秘密の心理学」を、スタンフォード経営大学院とハッソ・プラットナー・デザイン研究所(Dスクール)で、未来の企業のエグゼクティブたちに長年教えている。いわば、舞台裏を知り尽くしている「ハマる心理学」の達人が、企業側の仕掛けたトラップに陥らないで、自分が本当にやりたいことに集中力を振り向けるための戦略と実践テクニックを公開する。

目次

『最強の集中力』の主な内容

第1章 あなたのスーパーパワーとは?
第2章 集中を維持する
PART 1 内部誘因をコントロールする
第3章 何が私たちを駆り立てるのか
第4章 時間の管理は苦痛の管理 など
PART 2 集中するための時間をつくる
第9章 価値観を時間に変える
第10章 結果ではなくインプットを管理する など
PART 3 外部誘因にハックバックする
第13章 重要な問いかけ
第14章 仕事を妨害する誘因にハックバック など
PART 4 プリコミットメントで注意散漫を防ぐ
第22章 プリコミットメントの力
第23章 努力契約で注意散漫を防ぐ など
PART 5 職場を集中できる環境にする
第26章 注意散漫は組織の機能不全のサイン
第27章 注意散漫の改善は、企業文化の試金石 など
PART 6 集中できる子どもの育て方
第29章 便利な言い訳を避ける
第30章 内部誘因を理解する
第31章 集中するための時間を一緒につくろう など
PART 7 互いの集中を邪魔しない関係を築く
第34章 友人の間で社会的抗体を拡散する
第35章 気を散らさないで深く愛する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チャー

11
集中力を妨げる原因を取り除き、それを高め持続させるために必要な考え方や方法が記された本。直ぐに思い浮かぶのがスマホであるが、著者はスマホそのものが問題なのではなく、それに向かってしまう内的な動機(内部誘因)をよく知りコントロールすることが必要であると説く。苦痛を和らげたり気を紛らわしたい時に手軽にアクセスできるものがスマホであり、その他の誘惑である。それらに目を向け内の要因を明らかにし行動を制御することが重要。タイミング悪い他者からのコンタクトには、前もってそうならない環境を築くことが必要と著者は説く。2020/12/05

Janjelijohn

8
集中力をあげる為の方法が書かれている。特に内部要因をコントロールする為に、注意散漫に陥った時の、状況と自分の感情、感覚に気づく必要があるという考えに深く同意する。またなりたいと思う人間になる為には、その価値観通りに生きる為のスケジュールを作らなければならないという考えはなるほどと感じた。自分を客観的に捉え、目標を持って毎日を過ごしたい。2023/11/04

ダック

6
不満を持っている状態が正常と知ることが重要という記載が印象に残りました。また、「投票する意義は?」と聞くか「投票者としての意義は?」と聞くかによって投票率が目に見えて変わるなど、自己イメージが行動に大きく影響するということはこの本によって意識することができました。今後の自分の行動に何かしら活かせないか考えてみたいと思います。2021/01/23

向山 彰彦

4
・あらゆる動機は不快なことから逃れたいという欲求。 ・楽しさとは、何かの中に、他の人がきづいていない可変性を探すこと。隠れた美を発見すること。 ・自制心が弱いなどというラベルを自分に貼る癖が自己破滅を招いている。 ・何をしたいかではなく、なぜそれをしたいかという根本を見つめるべし。 ・プリコミットメント。自己イメージの自意識が効く。マントラ、儀式が効果的。2020/09/19

バルジ

2
「集中力」に関するお手軽なハウツー本かと思いきや、人間心理から日常で使えるノウハウ、組織論と複数分野に跨がる壮大な一冊。最初に「集中力」を損なう誘因について考察する。まずは自らを駆り立てる内部外部の誘因を突き止める。それは一見遠回りであるが、自己理解と対処法を探る最適な方法でもある。そしていかにして「集中力」を妨げるテクノロジーに対するのか、本書で最もテクニカルかつ日常的に馴染みやすい対策が網羅される。「集中力」は自己を高め人生をより良くする道具である。いかにして守り育てるか本書はその導きとなろう。2023/05/16

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