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内容説明
なぜ授業で習う文法はつまらなかったのか? そもそも「文」とは何なのか? 本書はこうした本質的な問いから論を起こす。私たちの使っている日本語がどのような言語であるか、「文法」の単位である「文」なるものはいったい何なのか。しだいに謎が明らかになっていく構成は、まさに知的なエンターテインメント。誰もが退屈さを覚えた日本語の「文法」について、若き研究者がイメージを鮮やかに一新する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
katsubek
27
面白いと思うところもある。一つ一つのトピックスの中には「あ、なるほど」と思わせるものも含まれてはいる。されど、大きな流れを見渡したときに、「愉しい」とまではいかないかな。国語に何らかの形で携わる者なら、「ふむ、なるほどね」という感覚で読めるかも知れないが、そうでない人にはどうか? テクニカルな面でいうなら、話し言葉と書き言葉は違うと言いながら、不分明な論が出てくるようで首を傾げた。また、英文法の初歩的ミスは、やはり頂けない。学校文法から離れようとしながらも寄りかかっているような印象を受けた。今一つかなあ。2020/09/11
kitten
19
図書館本。文法をエンタメとして味わう、んなことできる訳ないやろ。いや、奥が深いのはわかったけど、愉しさを味わうまでには、果てしなく長い道のりが必要な気がした。とりあえず、専門家の奥さんの意見を聞いてみたいところ。言語によって、思考が左右されるのかどうか。文は読み手によって意味がかわる?火垂るの墓の冒頭が、非常に難解な日本語なのは笑った。あれ、マジわからんけど、なんであんな日本語書いたんだろう?2023/01/08
sonettch
18
「英語などでは、話し手の外側から客観的に事態を捉える言語表現が標準とされている」「日本語のほうが、主観的な捉え方から言語表現をしやすい」「言語は思考を決定しないが表現と解釈を縛る」などなど、面白い話が多い。著者の本を他にもいろいろ読んでみたい。2020/09/13
ひよピパパ
17
学校文法からはじまって、日本語文法の深淵に誘ってくれる書。随所に読書案内も差し挟まれてあって有益。言語学の世界の入口を見せてくれる。挙げられている例も面白い。長文でも読みやすい太宰の文章と読みづらい野坂昭如の『火垂の墓』、妻に不義密通されてなぜか動物の糞を浴びた『韓非子』の文章など、楽しく読むことができる。2020/10/01
月をみるもの
17
「物語論 基礎と応用」 ( https://bookmeter.com/books/11601728 ) がすごくよかったんで、本屋で出会うなり即買い。期待に違わぬ面白さだったのだが、ひょっとすると「言語の起源」( https://bookmeter.com/books/16120494 ) と続けて読んだことで増幅効果があったのかも。言語の基本がコミュニケーションツールなら、現実世界に紐づけられた文脈のないところに「意味」なんて生じえないよね、、って、まとめちゃうと、なんかすごく当然の話なんだけど。。 2020/08/20
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