宝島社文庫<br> 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血

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宝島社文庫
警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血

  • 著者名:吉川英梨【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 宝島社(2020/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784800268310

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内容説明

北海道に帰省していた原麻希一家は、観光に寄った札幌の公園で、氷漬けとなった女性の遺体を発見する。女性は以前、東京に住んでいた際に、警視庁「女性犯罪」捜査班にストーカー相談に訪れていたことがわかった。捜査を開始した麻希は、警察官を志すきっかけとなった北海道警の瀧正義警部と再会するも、その姿は変わり果てていた――。天才捜査官・原麻希の切ない過去が初めて描かれる、人気シリーズ第4弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yunemo

63
読み始めから、何だかいつものハラマキとは違って。今のハラマキがある原点、「警察は自分の人生そのものだといえるような刑事」、ここだったんですね。自身として、アゲハの際の忌まわしい想い出が甦って。ダンナの良さも改めて感じます。それにしても、あまりにも安易に、北海道警の闇をこんな形で表すなんて、ここまで馬鹿じゃないよね、という反面の感じ方もあって、一概に良かったとの感想になりません。それぞれの人間関係が信頼感で形成されていること、救われました。動的イメージが強いハラマキの陰の部分が浮き彫りにされ、益々ファンに。2017/05/28

ナミのママ

62
ハラマキシリーズ9作目。今までの中で一番面白かった!インパクトのある事件は最近の吉川作品に近づいてきた感じです。今作はハラマキの実家がある北海道が舞台、彼女の家族と高校時代の姿があかされます。その時代に知り合った、麻希の人生を変えた一人の警察官。しかし再開したその人は見る影もない変わりよう。また頼りない部下の素性も明らかに…。最後は切ない終わり方でした。2020/05/05

えりこんぐ

59
女性犯罪捜査班4冊目。家族で北海道に帰省中に、事件に巻き込まれる。昔の恩人、瀧刑事の変わり果てた姿...。いつもあまり出てこない夫の則夫さんが活躍。麻希への想いが素敵。還暦近くでこのかっこよさ...この人と結婚して良かったー!ってハラマキでもないのに思ったw 今回も面白かった✨【積読96】2020/11/04

うわじまお

54
高校生時代のハラマキに出会えた。道警のやらせ捜査事件(平成の刀狩)をモチーフにした展開。北海道の冬は寒くて切ないけど、心温まるストーリーでした。2018/03/19

JILLmama

49
ハラマキシリーズで初めて涙する。 うーん。切ない。ハラマキの故郷が舞台でした。 ハラマキが警官を目指したのは、1人の男性警官が影響していた。 高校時代の回想シーンもよく出てきて、事件そのものよりも、ハラマキとその警官のやりとりにグッときた。 2018/07/22

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