宝島社文庫<br> アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

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宝島社文庫
アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

  • 著者名:吉川英梨【著】
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  • 特価 ¥251(本体¥229)
  • 宝島社(2020/09発売)
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  • ISBN:9784796679374

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内容説明

警視庁に勤める原麻希は、以前捜査一課に勤務していたが、手柄争いに嫌気が差し、いまは鑑識課で働きながらふたりの子供を育てていた。ある日、麻希が自宅へ戻ると、息子と娘を預かったという誘拐犯からの電話が……。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての自分の上司、戸倉加奈子の姿があった――。女性秘匿捜査官・原麻希が誘拐事件とテロ組織に挑む、長編警察ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

168
何処までも続くユーモラスな文体に救われ、最後まで楽しめた。でも現実感がまるでない。それこそが本書の持ち味の様だ。さあ解いてくださいと出題されるパズルのよう。登場人物は記号でしかなく、血が通う感じがない。事件は普通の警察小説の範囲を超えとてつもなく深刻なはずだが、悲壮感はない。2017/05/23

utinopoti27

160
「あなたは僕を逮捕できない、絶対に」8年前、嫌疑不十分のまま野に放たれた連続強姦魔。相次ぐ誘拐事件、壊滅したはずのテロ集団との繋がりは・・。ハラマキこと秘匿捜査官・原真希シリーズの幕開けだ。殺人現場に残されたメッセージの主「アゲハ」と名乗る人物とは何者なのか。一途な正義感と芯の強さを武器に、真相に迫るハラマキの活躍から目が離せない。リアルを追求する警察小説とは一線を画し、思い切りエンタメに振り切ったシリーズの誕生だ。ヒネリの効いたシナリオを、抜群のリーダビリティで駆け抜ける吉川流の警察小説は、一味違う。2021/09/15

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

154
吉川英梨さん、初読みです。設定的にさすがにそれはないやろといったところもてんこ盛りですが、マンガのようにスピード感もあり、エンタメ作品として楽しむことができました。シリーズ化されているようなので、キャラクターも素直で軽めだし、深い味わいを求めるものではありませんが、サラッとしたのを読みたいときにはちょうどいいかもしれません。2022/04/24

yanae

140
「警視庁女性犯罪捜査班警部補原麻希」がとても面白かったので、前のシリーズに飛びました。女性犯罪捜査の方でも言及されていた誘拐が今回の事件のメイン。それに加えて、達也との別れ・旦那さんとの出会い、いろんなことがこの一冊でつながりました。旦那さんはそういうことだったのね!最後のシーンはジーンとしました。事件はすごく面白かった。正直、女性犯罪となると性事件が多いのでその描写は胸が痛いけど、麻希の推理が進むのは爽快。このシリーズは面白いので次作に進みます。2018/02/28

takaC

136
いやはや急展開超てんこ盛りの怒涛のノンストップ活劇でした。誰が味方で誰が敵なのか訳わからないほど縺れ合い、ほどけたのかどうかも良くわからないうちに、驚く間もなく事件も物語りも終了していました。推理小説としてロジカルに謎解きできる話だったのかどうか考える暇もありませんでした。絶対に有耶無耶に済まされたあれこれがあったような気がしますが、読み返すのは後回しにして、まとめて一緒に借りてきた続編何冊かを先に読んでみようと思います。2015/09/24

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