天皇の国史

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天皇の国史

  • 著者名:竹田恒泰
  • 価格 ¥1,699(本体¥1,545)
  • PHP研究所(2020/08発売)
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  • ISBN:9784569843605

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内容説明

日本の歴史を紐解いていくと、歴史を貫く一本の線があることに気付く。それが「天皇」である。天皇は日本人の歴史そのもの、といってよい。しかし、これまで通史といえば、目まぐるしく交代する権力者を中心とした政治史が一般的だった。本書はそれとは異なり、二千年来変わることがなかった天皇を軸として、国史を取り纏めたものである。故に主題を『天皇の国史』としている。また、通史で陥りがちなのは、客観的かつ冷静的になり過ぎることである。これまで「日本史」は、「外国人が学ぶ日本の歴史」というような扱いで、感情を排して淡々と綴られているものだった。だが、日本人が学ぶべき日本の歴史は、本来はそうではないはずである。我が国は現存する世界最古の国家であり、その歴史を紐解くことは興奮の連続となる。そこで本書では、その興奮を文章に積極的に著し、日本人の日本人による日本人のための歴史を描いている。さらに今回、国史の全ての時代について、考古学や史学、人類学、分子生物学など、学界の最新の議論を把握することに努め、それをふんだんに織り込んでいる。平成18年に『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)を上梓してから、単著21冊、共著10冊を世に送り出してきた著者が、「これまでの研究活動と執筆活動の集大成となった」と自ら語る、渾身の1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

33
国史の執筆はとてつもなく大変な作業だと思います。巻末の参考文献を見るだけで圧倒されました。今まで単調で難解だった日本の通史を初めて完読しました。中でも石器時代から縄文・弥生時代の土器や稲作の記述は、圧巻でした。鎌倉時代あたりからの記述は若干羅列的で、教科書のような雰囲気を感じましたが、明治以降になると竹田さんの本領が発揮されています。これまであまり身近ではなかった大正天皇について詳しく知ることができ、その後一気に怒涛の展開で、大東亜戦争、終戦へと続き、現在の状況まで一気に読了しました。名著だと思います。2020/09/27

おおとろ

6
☆☆☆☆☆ 再読2023/01/23

ココアにんにく

5
天皇を軸にして見ると、時の為政者を軸にした歴史と比べ太古の昔との繋がりを強く感じる。「天皇の知らす国」の意味も分かってきた。道鏡や義満など危ない場面や、皇統断絶の危機など126代平穏に続いている訳ではなかった。「怨霊」の話は道真公の他にも多くて興味を持った。分子生物学も興味がある。太古の周辺国との関係は驚きばかり。 分厚い本で一文の情報量も多い。当初は一日20~30頁ぐらい読んで1ヶ月で読了と思っていた。中世辺りから面白さが加速して手離せず重いのに持ち歩いて寸暇を惜しんで夢中で読み予定の半分で令和まで来た2021/01/13

めっかち

5
 700頁近い大著。まず、末尾の参考文献を見てほしい。その量に驚かされる。これで「主要なもの」だ。著者は最新研究を取り入れることに努めたという。大したものだ。2020/08/16

そむたむ

3
日本は天皇の統治す(しらす)国、という意味を噛みしめながら読んだ。我々国民のために毎日祈ってくださっていることに感謝しかない。日本を大切に、愛おしく思う気持ちが竹田先生の話を聞くたびに膨らんでくる。すめらぎいやさか! 2021/02/14

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