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内容説明
なぜ出雲神話は詳細に書かれたのか? なぜヤマトタケルは悲劇の英雄なのか? 古事記には「滅びゆく者を見守る」思いがある。そこに記された敗者たちの記録とは。第一人者が解き明かす新しい神話の読み方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
79
内容案内(古事記には「なぜ出雲神話は詳細に書かれたのか? なぜヤマトタケルは悲劇の英雄なのか? 古事記には「滅びゆく者を見守る」思いがある。そこに記された敗者たちの記録とは。」)にもあるように、「古事記」の「日本書紀」との大きな違いは、出雲神話が詳細に書かれていること(逆に言うと、日本書記からは出雲神話は削除された)。2022/12/31
やいっち
49
仕事の合間に楽しみとして読んできたのだが、内容の濃さからして自宅で読むべきだったと反省。 2020/09/21
とし
5
やっぱり神話の蘊蓄は好き♪ ま、こちらに反論する程の知識がないから…へーそうなんですね〜と鵜呑みにするだけですがw 人それぞれ色んな読み解き方があって面白いです。
Juichi Oda
4
わが家の近くには沢山の神様がいらっしゃる。土着の神様をはじめ、土地柄から諏訪の神様の系譜につながる神様も多く、そんな神様のことを改めて知りたいと、この本に手を伸ばしたんですが、驚きがいっぱい。何より「記紀」と一括りに語られる古事記と日本書紀ですが、出雲神話は古事記にしか書かれていません!そんな基本的なことすら私は知りませんでした。また諏訪の神さまタケミナカタのこと、アマテラスの二面性、海幸彦・山幸彦のこと、びっくりだらけです。ただ筆者は、そんなことより〝語り体〟としての古事記の魅力を伝えたいみたいです。2021/12/08
早田 隆嶺
3
日本神話の古層に興味がある方におすすめ2021/04/26