講談社文庫<br> ミッドナイト・コール

個数:1
紙書籍版価格
¥405
  • 電子書籍
  • Reader

講談社文庫
ミッドナイト・コール

  • 著者名:森瑤子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061841277

ファイル: /

内容説明

ひとりの夜、女は男からの電話を、ただひたすら待つ。真夜中の電話=ミッドナイト・コール。そこでは男からの誘い、嫉妬、裏切り、女の見栄と欲望……、ひそやかな声が交され、男と女の愛と憎しみの叫びがからみ合う――。という表題作のほか、男と女の愛の行くえと葛藤を描く、珠玉の11編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

3
数年ぶりで読んだ森さんの小説。いま読んでもぜんぜん古さを感じさせないのはさすが。あぁ、生きていて欲しかった。2011/11/08

山内正

1
随分遅いのねと声を飲み込んで笑顔を 何時間も一人で飲んでたら娼婦かのように 見られたわ 花屋さんのせいなの、まるで来てやったかのようね リボンの包を手にこれ前から欲しかった 巧みに嘘をつく 奥さん飲まないの?あなたの前では? アル中ならすぐ分かるのに顔も見ないで 匂いかがないから これからどうするの?食事?朝までとは口に出さないで 君と居てやろうと言ってるんだ 私ここにいる 男は後ろめたさが消え立ち去る カウンターにグラスが置かれ あちらの方からとグラス持った男が見えた 椅子からゆっくり降り娼婦の様に 2024/09/18

greenish 🌿

1
ひとりの夜、女は男からの電話をただひたすら待つ。真夜中の電話―ミッドナイト・コール。密やかな声が交され、男と女の愛と憎しみの叫びが絡み合う。表題作ほか11の短編集  ---昔大人の世界への好奇心に駆られドキドキしながら読んだ森瑤子作品。洒落た店やアイテムに相反し、弱いけど強い大人の女性の世界が広がっています。

Waka Nagaoka

1
大好きだった「森瑤子さん」の作品…読み返してみると、大人の世界が広がっています^ ^2013/08/20

若作りのオバちゃん

0
厄介でインな話だなぁ、夢が奪われるようだわ。パートナーとの心のすれ違いで感情や欲望をコントロール出来ず屈折しそうになった時に読むと戒めになって良い、かも?2014/05/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/47344
  • ご注意事項

最近チェックした商品