出版社内容情報
医療系・生命系の学生がどこに焦点を絞って有機化学を学べばよいかを示したうえで,最低限覚えておかねばならない項目を整理しながら丁寧に解説.イラストを多用して,読者がイメージしやすくした.?体分?や医薬品に含まれるさまざまな官能基を取りあげ,異性体や反応をわかりやすく説明した.また,?命現象にまつわる事柄をできるだけ取りあげ,今後の学びにつながるように配慮した.
目次
有機化合物の世界
炭素原子のつながりかたから見た有機化合物の世界―炭化水素の分類
鏡の国の有機化学―立体異性体
分子をくっつける・つなぐ・取り外す―付加・付加重合・脱離
アルコールからペットボトルまで―酸素を含む有機化合物
正六角形のリング―ベンゼン環を含む有機化合物
医薬品から爆薬まで―窒素を含む有機化合物
砂糖からあぶらまで―糖質と脂質
アミノ酸がつながってタンパク質になる
DNA・RNA・遺伝暗号―核酸の化学
プラスチックとその仲間―合成高分子化合物
衣食住・医薬品の有機化学
医療と生命科学を支援する有機化学
著者等紹介
野島高彦[ノジマタカヒコ]
北里大学一般教育部自然科学教育センター教授。1968年東京都生まれ。1996年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。専門:生体高分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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