内容説明
今日もまた「恥ずかしい人」が増殖中。態度がエラそう過ぎるオッサン、成功者なのに不満ばかりのコメンテーター、言い訳する能力も欠けた政治家、勝手な“義憤”に駆られた「リベラル」と「保守」。その醜態はネットで拡散され、一般市民は日々呆れ、タメ息をつく。それでも反省しない、恥ずかしさに気づけない者どもをどう考えればいいか。時に実名を挙げ、時に自らを省みながら綴った「壮絶にダメな大人」図鑑。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっさん
118
★★★☆ うまく言葉に出来ない違和感や怒りを、中川淳一郎さんはいつも気持ちよく斬ってくれる。特に本書は、コロナに関するメディアの報道がいかに〝恥ずかしい〟かを説いた記述が多く、非常に痛快。2021/04/18
kinkin
86
読解力がないせいか、著者が何に腹を立てているのかよく分からなかった。ぼやき・・・・??2022/04/20
harass
56
贔屓にしているライターの新書を久しぶりに借りる。週刊誌連載エッセイをまとめたもの。時事ネタにいろいろご意見。コロナ禍前ぐらいので、断片的に知っているものもあるのだが、うーん。個人的にどうでもいいという印象。まあ、後世に当時どういうことがネットなどで話題になっていたかの二次資料としてか。ひどく冷めた読み方をしていたが、著者の当時の心情などがあり、ファンなら楽しめるのは確か。たしか現状セミリアイアして、九州に移住したはずで、そこあたりの話はもっとあとになるか。それは読んでみたい。2024/04/15
TakaUP48
52
この本を書いた自分(筆者)が「一番恥ずかしい」という。「恥ずかしくない人たち」は、結構人生辛いのではないだろうかとも。いろいろな恥ずかしい人というか訳の分からない人が沢山登場。「話しても分からない」は正論。筆者の婚約者が鬱病で自死したという話は、読んでいて辛かった。超マイナーな世界を知って良れば食べて行ける!を学ぶ。例を挙げると、NHKの「クロ現代+」のテーマ「ネット上の広告詐欺」のときに「広告主と広告代理店の仕事のやり方が分かっていて、ネット広告を配信するニュースサイトの人」として出演したんだって。2021/01/19
GAKU
44
氏の著書を続けて何冊か読んだが、被っている話も出てきたりで、そろそろ飽きてきた。2021/01/09