内容説明
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。
また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
本書は、微分積分が苦手だった方、またはこれから微分積分を学んでみたいという方に向けて、「かけ算」と「わり算」で微積がわかるオススメの1冊となっております。
”微分積分”と聞くと、「何の役に立つのか分からない」「記号が難しそう…」といったイメージを持っている方でも、微積の本質をゼロから楽しく理解することができます。
また、本書は著者が数学教官として勤める、海上自衛隊のパイロット訓練学校で培ったノウハウを駆使して、微分積分を最短ルートで学ぶことができますので、ぜひご興味のある方はご一読ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
24
読み込むような内容ではなくカタログ的。イラストの可愛さからターゲットは数学好きな小学生か。確かにかけ算とわり算で表現している箇所もあるけどキモの部分は当然足し算かけ算では説明が及ばないし、かけ算わり算で説明できるところはそもそも別の表現の方が高校数学的には適しているというかわかりやすい。そう考えると複雑な事象は極端に単純化すると本質から遠ざかるということ。ただ「手にしてみる」という観点からは非常に引きの強いタイトルのワードである。安易な言葉で積分の演習から逃げてる自分を再確認。★★★☆☆ 2023/10/24
佐藤一臣
8
微積の基本概念をかなり平易に説明してくれる。スラスラと第3章までは読めた。日本に0階がないとか、ストローの太さとか、自販機の話は面白かった。第4章から身近に使われている微積の話に移るが、桜前線、変化球、飛行機の揚力の原理も面白い。ただ、原理を知ったとしても、自分で微積を活用するにはどうやったらいいのか具体的なイメージは掴めない。イメージを数式で表すとなると、厳然たる壁が立ち塞がるのだよね。さらに、複雑な定理も出てくるので、まずは自分の頭や手を動かして、イメージと数式のリンクを腑に落とすことが必要と感じた2024/03/21
paluko
6
先日読んだ『ニュートン式超図解~』と重なる部分も多いが、重ねて繰り返し読んだことで微分積分のイメージがもや~っと頭の中に形成されつつある。著者の経歴が面白くて、自衛隊の中に「数学教官」という人がいるんですね。パイロット候補生に対し、必ず必要になる数学を指導するという職責らしいのですが、中高でも一般の授業とは別にこの位インテンシブに指導してくれるオプションがあればいいのに。タイトルにもなっている「たし算の応用がかけ算、かけ算の応用が積分」「ひき算の応用がわり算、わり算の応用が微分」は目からウロコだった。2021/08/29
あろま
5
子どもがこれで読書感想文書いていたので試しに読んでみたけれど… 確かにわかりやすいし、微分積分ができると色々なことが求められるし世界が変わることも分かったけれども… もっと微分積分知りたい!!!!とは思えなかった。 文系なのかな〜😓 でも本当にわかりやすかったし、身近なことと関連づけられてて良かったです!!!!微分積分知りたい人にはおすすめかも2021/09/25
Mizuho
1
数Ⅲまでやったのに、すっかり忘れていて、苦手に感じていて、手に取った一冊。 備忘録:lim(リミット)=限りなく、Δ(デルタ)x=xの差(ひいた値)、xの差が0に近い=dx、∮(インテグラル)=面積の合計2024/08/15