内容説明
「世界」「知」「私」という問いに古今東西の思想家はどう答えてきたか。ギリシア、インド、日本、アフリカなど、多様で柔軟な思想を知り、現代を生きるためのグローバルな哲学入門。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大阪のきんちゃん2
6
腰を据えて読もうと購入して一応通読したのですが…世界中を巡って哲学・思想の旅をし、確かにインドやイスラムの思想など西洋哲学と異なる部分は新鮮で興味深いものがあった一方で、何かを得たという感触が得られたかというと… 自らの未熟さを思い知らされただけで途方に暮れるばかりですwww 著者がインタビューを通じて現代の哲学者の言葉を収録しているのが印象的。 日本や東洋の思想をページを割いて紹介しているところが私にとっては読み易く感じました。 これからも気が向いたときにちょこっとづつ何度も読み返してみたいと思います。2021/03/21
かっさん
5
哲学の技法 #読了 章ごとのテーマにそって、世界各地の #哲学 ではどのように考えられているのか?それぞれどんな特徴があるのか、を紹介している。西洋、ロシア以外の哲学の紹介が多い。各地の違いとか比較もわかりやすいし、いい本だった。 自分の考え方がどのへんに近いかとかも感じられて面白い https://t.co/7RoNObDkqF2022/08/02
独言悟浄
2
世界各国の哲学的な考え方の概略 訳者は入門書と書いてあるが哲学初心者が呼んでも訳が解らなくなりそう。とりあえず感じた事①ロシアは西洋の哲学じゃないのか。文化圏的には完全に西洋だと思うが。ロシアを西洋に含めれば東アジア・インド・イスラム・欧州&アメリカ大陸&ロシアで大体世界を4等分できる?②日本人「日本人は欧米の人と違って物事を二元論的に考えないんですよ」西洋人「それって二元論的な考え方ですよね?」なぜか西村博之の声で再生された。③中共プロパガンダの影響を感じる。 2021/04/25
ロックとSF、たまに文学
2
世界哲学の紹介。特にインドの哲学が良く紹介されていた。現地の人はカルマをどう解釈しているのかなど。また、東洋(当然日本も)は西欧と比べると理性よりも感性を重要視してきたことは改めて実感した。2020/04/06
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