内容説明
航空技術者たちが心に期した、技術大国への道。戦前、世界に立ち後れた日本の産業の中で、航空産業は数少ないハイテク産業として、アメリカに対抗していた。その技術者たちが、奇蹟のエンジン誉の開発、高高度戦闘機キ94の設計に明け暮れた苦闘の日々を、当時の関係者に取材してまとめた、傑作ノンフィクション。<上下巻>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
14
自動車産業の発展史。プリンス自動車やホンダ技研の開発秘話や戦中の戦闘機開発競争が中心。2016/09/19
Yukiko Yosuke
2
戦中の日本の航空機技術は「零戦」を完成させる程の力があった。もちろん限界もあったとはいえ、戦後は航空機技術者が自動車の開発技術者として、日本の自動車産業を発展させていく。上巻では、エンジン「誉」や高高度戦闘機開発、自動車産業へ技術者が流れていく様子、トヨタのクラウンや日産のスカイラインの登場を描く。上巻だけで700ページ超。持ち運び重い。(笑)2015/09/02
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