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内容説明
「野性的」に読め! 徹底的に「汚す」ことを意識しろ! 本書は、これまで2万冊を読破した人気作家が、「学びを結果に変える」ための本の読み方を初公開! 著者は研究者として、膨大な量の論文を短時間で読み、数々の研究をまとめ成果を出してきました。その時に編み出したのが、この読書術です。年齢を問わず、難解な本でも、1冊100分で驚くほど頭に入る! 読書を成果に結び付けたい人、遅読に悩む人、必見の書。 「本はきれいに読まなければいけない、と多くの日本の人が考えている。私は昔からそうではなかった。徹底的に汚しながら読んだ。本をきれいに読むと、きれいに忘れてしまうと感じていた。だから、線を引き、メモを書き、折り目を入れ、とにかく汚しながら読んだ。私は本をたくさん読み、確実に身になる読書法を自分なりに追求してきた。それを端的に言葉にすると、こういう表現になる。『100分で3回読む』読書。本書では、その技術を紹介していく」(本書「はじめに」より抜粋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kubottar
27
私は読書のハウツー本が好きで多数読んできましたが、その中で最高峰かもしれない。100分で3回読むことを推奨するそのやり方は面白い。数百ページある本を、どうやってそんな速く読めるのか?それは8割読み飛ばすこと。つまり、その本を書いた著者の主張したいテーマは、2割くらいしかないので、その本質を理解する読み方なら8割読み飛ばせる。目からうろこでしたね。その読書法はアメリカの大学生なら(課題の多さから)誰でも習得している技術だとか。本を1冊読むためには、ただ読むのではなく自分で攻略する読み方が必要だ。2020/09/30
プランクマン
20
日本人は読書に対して文化的な先入観から大きな間違いをしていると著者は言う。 時間をかけて読めばそれだけ忘れる、短時間に繰り返す。 8割は読み飛ばし、2割の大事なポイントを掴むために戦略的に読む。 本はキレイに読まず、文字にラインし、余白はメモを書くなど、汚していく。 人生は有限、必ず時間決め集中して読む。 読書の時間は最優先で作るほど大事。 これらはビジネス、教養、古典を読む人向けとのこと。 個人的に最近の読書の悩みに大きく寄与しそうな点と、既読のショーペンハウアーの話題があり嬉しかったので良書認定…!2020/10/12
uD
12
この本を一生忘れない。2020/10/21
Koki Miyachi
5
「一生忘れない読書」というタイトルは、本をきちんと理解して血肉化する読書という意味。100分で3回読むというと、速読法の話かと思うのだが、3段階に分けて効率的に要点を理解する手法。速読法ではない。母語ではない日本語をここまで駆使して、的確に主張を語れる外国人は多くないと思う。日本人にない論理的思考が通底していて、とても分かりやすい。無意識にこのような読み方をしたこともあると思い当たるが、論理的に明快に説明されて、新たな読書可能性が感じられた。類書の多い読書法の本の中で、独自の価値を持つ本だと思う。2021/05/15
m!wa
4
100分で一冊読もう!ということができるって話。3回に分けて本を読んで1回目十分、2回目50分、3回目40分で読む。線引いてメモしながら読む。 ニュースやSNSは、見ないとか、その分本読めば、年間365冊も夢じゃないって話ね。確かにそう思う。けどやる気が起きない(笑)2024/11/05




