幻冬舎単行本<br> 知識ゼロからの短歌入門

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幻冬舎単行本
知識ゼロからの短歌入門

  • ISBN:9784344903463

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内容説明

短歌を作ることとは、各自が「個性」と向き合うこと。
初心者はもちろん経験者も知りたい、短歌作りの基本から実践、
短歌の世界をもっと広げるための応用まで紹介!
日常生活に楽しい時間をもたらしてくれる一冊。

【もくじ】
第一章 知っておきたい短歌の基本
●短歌の歴史 1300年前から日本で親しまれている「詩」
●短歌のルール 「句切れ」は、いったん意味や内容が終わる切れ目 ほか

第二章 実践 短歌を作ってみよう
●作歌の心構え 独自の視点を大切にする
●短歌の言葉遣い 口語の良さ、文語の良さを生かす ほか

第三章 短歌の表現テクニック
●短歌の技法 比喩―直喩・暗喩・擬人法を使う
●短歌の技法 対句法―対になる語句を用いて対照的に表現 ほか

第四章 短歌の言葉の使い方、扱い方
●和歌の表現方法 現代短歌にもつながる和歌のテクニック
●おさえておきたい文法 名詞・副詞・感動詞―一語で印象を残す ほか

第五章 短歌の世界をもっと広げる
●短歌を発表する 「歌会」に参加してみよう!
●投稿や大会に挑戦 勇気を出して応募してみよう! ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

54
短歌が唯一の趣味である母親から「お前もやってみたら」といつも言われる。桑原武夫先生の第二芸術論を、俳句だけでなく韻文全体に拡大して、提案を拒絶し続けている親不孝の自分がいる。そんな時、この本を手にする。確かに、短歌のルールは分かった。いろんな歌人の特徴も知った。比喩・オノマトペ・リフレイン・倒置法・体言止め・対句法などの技法も文語文法も分かった。でも、短歌の本質は何も分からない。紹介された作品の良さが全く理解できない。そんな自分の鑑賞能力の無さの言い訳として、私は、第二芸術論に縋っているのかもしれない。2020/09/12

だいだい(橙)

20
本文が白黒で、イラストがなんか古い感じだったので最初は別の本を買ったのだけど、行きつけの本屋で整理されそうになっていたので、慌てて購入。水原紫苑さんの短歌を知り「文語もいいな」と思ったので、理解を深めるために読んだ。自分では口語短歌を詠むが、文語短歌の鑑賞もできるようになりたいと思う。いま参加中の短歌教室では文語で詠む人もいるけど、やはり初心者に文語での作歌は難しい。2021/07/10

サラダボウル

12
佐佐木幸綱氏の短歌が好きだなぁと借りてくる。いろいろな短歌アンソロジーのようでもあり面白い。そして、無学で恐縮、草枕って、旅や露の枕詞だったのか!と、驚く。2023/11/24

てくてく

8
心の花編集部の人たちによる短歌指南書。基本的な技術からきちんと説明されているので読みやすかった。2020/08/12

🍭

5
図書館本。短歌入門として。まるで右も左もわからないところからの挑戦になるが、季語への知識が要求される俳句よりも少しだけ初心者でもわかりやすいのが和歌というのはよくわかった。入門書をいくつか読もうと思っていたのだが思ったよりも体力を使うから忘れた頃に他の入門書を眺めてみるくらいでいいのかもしれない。同時に俳句の入門シリーズも借りてきているのだが、こちらもかなりカロリーが高く結構負担になってしまっている。ただ、短歌や俳句を楽しめることは日本文化を知るということでやはり大事だろう。継続できるよう取り組みたいな。2023/06/22

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