陶工房BOOKS<br> 粉引の器 その発想と作り方 - 美しく、使い勝手のよい白化粧の器をさがす、つくる、

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紙書籍版価格 ¥2,750
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陶工房BOOKS
粉引の器 その発想と作り方 - 美しく、使い勝手のよい白化粧の器をさがす、つくる、

  • 著者名:陶工房編集部
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 誠文堂新光社(2020/07発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416620076

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内容説明

作家ものの器をよく知りたい人から陶芸趣味の人まで必見
作り手の思いと技術に迫る

粉引きとは、土の上に白化粧と釉薬をかけたものです。
素土と釉薬の間に入る白化粧がもたらす独特の柔らかいアイボリーは、どんな食事にも映え、食卓をおしゃれな雰囲気にすることで人気があります。

本書ではまずは基本の手順を紹介した上で、第一線で活躍する作家たちがどのように創意工夫をプラスしているのか、その思いと技術をじっくり取材しています。
白化粧の多彩な表現力や発想の可能性が見どころです。

陶芸趣味の人はもちろん、器好きな人には粉引の魅力や鑑賞ポイントがよくわかる1冊です。

目次

第1章 基本の作り方
材料と道具/形を作る/化粧土をかける/素地と化粧土の調合/釉薬と本焼き/粉引の見どころ

第2章 土と形
●各地で採れる原土を薪で焼くプリミティブな楽しさにあふれた力強い、一期一会な器
●シャープで美しいフォルムとマットな質感が魅力の生活に溶け込む器
●時の流れを感じさせるアンティークのような風合いの器たち

第3章 化粧と装飾
●井戸茶碗のような雰囲気を目指し1000 通り試して生み出した皹粉引
●ほっとする柔らかなフォルムのなかに浮かぶ愛らしい幸せを運ぶ鳥
●粉引に似合うしのぎ模様 静かな佇まいは職人の手仕事が生む足さない美
化粧土をこう使う

第4章 釉薬
●自然の恵みを生かした灰と原土が生命線 普段使いしやすい灰釉粉引
●食器としての使い心地を重視 木灰釉にこだわり、柔らかな雰囲気に
釉薬の基礎知識

第5章 焼成
●ガス窯で生まれる黄粉引と原土とマット釉でつくる豊かな表情が魅力の登り窯で焼く粉引
●2つの薪窯を駆使した多彩な焼成 化粧土の下から顔を出す土の個性
窯の基礎知識/焼成の基礎知識

コラム
粉引がもっとわかる12のお話
この本で紹介した陶芸家の連絡先