内容説明
何を食べるかじゃない! どこで食べるかだ! ――ラマダン(断食月)に訪れたシリア。食べない案内人に気兼ねしながらも、美味しかった「アラブ料理」。標高5000メートル、世界一高い高原で呼吸した「酸素」。毎日食べたいほど大好きな「マンジョーカ芋の唐揚げ」は、パラグアイの思い出。アイスランドの「苔」、インドの「危険な美味」など、世界の気になる味を「いただきまーす!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てくてく
4
ロケで世界各地を巡る著者の、その土地ならではの食やそれにまつわる話がまとめられている楽しい一冊。露店の食べ物は食べてはならないと言われてそれを守りながらも撮影が終わればもう大丈夫だとばかりに気になっていた露店のお菓子を食べてしまう著者、また、同行者のラマダンに気遣いながらも食事をするシリアの話など、この人と旅をしたらさぞかし楽しいだろうなと思った。2024/08/14
ni-ni-
0
ロケで世界中を旅する星野さんの食べ物に関するエッセイ。極寒のアイスランドから灼熱のインドまで。これが予想以上に面白かった。著者の人柄なのかほのぼのとした文章が読みやすく、現地での食べ物を通して色々なものが見えてくる。2014/03/01




