角川学芸出版単行本<br> 東京 TOKYO

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角川学芸出版単行本
東京 TOKYO

  • 著者名:隈研吾【著者】
  • 価格 ¥3,740(本体¥3,400)
  • KADOKAWA(2020/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 1,020pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044005412

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内容説明

◆最新作品集にして〈都市=東京〉論! 自薦23作+最新論考(2020年7月時点)

◆国立競技場、高輪ゲートウェイ駅、歌舞伎座から角川武蔵野ミュージアムまで。

◆写真 新津保建秀

◆BILINGUAL EDITION (JAPANESE & ENGLISH)


「ある都市で建築を設計するというのは、その都市に対してラブレターを書くことである。(…)当然相手がいろいろであるから、建築というラブレターも、様々な文面をとり、様々な体裁をとり、様々な書き方となる。その相手との微妙な関係が、通常の建築雑誌というメディアからは伝わってこない。その機微を伝えたくて、今回は写真家の新津保建秀さんにお願いをした。新津保さんは、僕の建築のまわりをぐるぐると歩き廻って、僕と彼女との間に、どんなことがあって、その時、どんな感情にかられて、僕がこの手紙を書いたかということが伝わるような写真を撮ってくれた。」 (隈研吾)

「撮影に取り組むにあたり、まず行なったのは、建築家・隈研吾にとっての東京の原風景をたずね、私自身の足で歩き経験してみることだった。(…)全体の撮影において留意したのは、この原風景を訪れたときの、過去と現在の往還の過程で心の中に生起した微かな感覚のフォルムを保持することだった。そして、それを育てていくような意識でそれぞれの建築に向き合うことである。」 (新津保建秀)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

laili

2
面白かった!!行きたい場所をいくつかMAPに保存し、近日中に行ってみたいと思います。建築を勉強すると街のバッググラウンドも自然としれて面白い。特にどの建築家も言及するのが渋谷の地形と再開発。まさに渋谷に住んでいる身としてはこの街の変遷をこれからともに見れると思うとそれも興味深い。2023/08/06

marcy

2
新年第1冊目は年越ししたこの本。隈研吾さん、こちらも担当されていたのね、といくつかのプロジェクトを新たに知るきっかけにもなった。発注元によって完成の形は異なるのであろうとも、工業製品のごとくパッケージとして扱われることへのスタンスは変わらないようだ。知らずに立ち寄っていた隈研吾作品、改めて足を運んで体感してみたいと願う。ひとつだけ掲載されている絵コンテを完成した建物の写真と比べることができたのも収穫だ。台地と坂、谷といった起伏が入り組んでいる東京の地歴と建物の関係への指摘も学びになった。2021/01/01

45+

1
だから東京はかっこいいのである2021/01/05

Haruki

1
最近よくメディア等で見る隈さん。東京に関する論考も複数あり、まずは作品集とその思想に触れる。写真家の新津保さんによる写真で都内の各地における作品(国立競技場、中目黒のスターバックス、歌舞伎座など)と、著者から見たその土地、都市の空気感を垣間見ることができる。大倉山に生まれ、神楽坂に住む著者は、東京の魅力の一つとして「高台と下町のこの対比、この二項対立によって、東京の街がのっぺりとした均質なものとならず、豊かな多様性を維持している」という。著者の原体験につなげて都市を見る目は、自分の都市観醸成にも役立つ。2020/08/14

tuppo

0
デザインよりはアート寄りの人なんだなとなんとなく頭の中で落ち着いた。でもそれをデザインのようにも消化している。木材の位置付けが面白い手段なのかそれとも目的的になってるのかがわからない2022/03/04

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