講談社文庫<br> メロンパンの真実

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講談社文庫
メロンパンの真実

  • 著者名:東嶋和子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062756549

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内容説明

読んで食べるといっそうおいしい!! ――昭和6年、実用新案登録番号=1540571。これが、メロンパンのルーツだ。しかし大正時代中期には、メロンパンは日本に出現しているという! 広島人のメキシコからのみやげ、ドイツ人捕虜の手になるドイツ菓子、日本人の奇妙な発明……。さまざまな発祥説を追って、日本中を飛び回り、果ては日本のパンの起源に迫る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MOKIZAN

23
メロンパン好きの著名人といえば、五木寛之氏と執念の刑事氏しか存じ上げなかったが、他にも多く方が公言されていたよう。2004年刊行の為、メロン館をはじめ、おすすめ店の中に既に営業休止された店が散見されました。個人的には何故、市販のメロンパンの中にレーズンが入っていたのか、を知りたかったのだけど、それに関する記述は無かったか。2017/06/20

たみ

17
白黒写真つき。メロンパンの謎に迫りながら、日本のパンの歴史をざっくりと。なぜメロンなのか、いつどこで生まれたのか。著者が走り回って食べ回って調べ回ってもわからない。メロンパンの謎は深いんだねえ。2015/09/19

ぶんぶん

15
軽い感じで手に取ったのですが、いや〜奥が深いです。メロンパンのあれこれかと思いきやメロンパン、いや日本のパンの発祥からメロンパンの発明までさかのぼる。実用新案は昭和6年に記述を見るが、大正中期にメロンパンは日本に出現している!? ドイツにルーツが、はたまたメキシコか? 日本全国のメロンパンが、そのなかでも美味しいメロンパンが集結する。2014/05/09

岡本匠

13
これも「川西空想古書店」で購入した本。特にメロンパンは好きではないけれど、食べ物の本はあれば買ってしまう。さて、この本は、メロンパンの日本における起源を探索する内容。著者がメロンパンを食べ続ける姿は涙ぐましい。東嶋和子さんという方は初読。科学ジャーナリストという肩書の方。科学とメロンパン...不思議な組み合わせ!2016/04/29

kenitirokikuti

7
図書館にて。パン生地を甘いビスケット生地で包んだ主に丸型のパン、それがいわゆるメロンパンである。木村屋のジャムパンや中村屋のクリームパンのように明確な起源がなく、大正中期にそういうパンがすでに存在していたらしい。また昭和5年に東京で左のそれが実用新案として出願されており、昭和11年の広島ではマクワウリ型でパン生地にビスケット生地をかけたカスタードクリーム入りパンを「メロンパン」と名付け、かつ「メロンパン」という名のパン屋が開業されている。2023/07/30

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