内容説明
“幽霊や生き霊が見える”特殊能力が話題を呼んでいる、吉本興業所属芸人・シークエンスはやともの心霊エッセイ集。「女性自身」連載中の人気連載「ポップな心霊論」を再編集して構成。「幼いころから霊を見すぎて霊が全然怖くない」という著者が、これまでの人生、霊視して見えた芸能人たちの素顔、そして自身の経験から覆す世の“心霊常識”の数々、たま~に本気で怖かった心霊体験まで、“おもしろ怖~く”語りつくす1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
76
新刊。ホンマでっかTVで知ったはやともさん。お話が面白く佇まいも独特な魅力があってつい引き込まれてしまう不思議な存在感がある方ですよね。こちらは心霊論の連載をまとめた1冊。芸人さんが実名で出て来たり、へー!なことも盛り沢山。生きていく上で、霊や生き霊や心霊現象とどう付き合っていけば良いか?みたいなことを、淡々と、説得力を持って教えてくれるようです。ご本人にはすんごい何かが憑いているようだけど、見えなくても信じなくてもいいじゃんというスタンスや、人を恨まない方が良い合理的な理由もとても納得できました。2020/11/16
モモ
50
霊が見えるシークエンスはやともさんの、ちょっと怖い話。「魂」を霊視して分かる人の本心が辛いこともあるそう。確かに分からない方が良いこともあるのだろう。家の中に霊がいるかは、部屋の四隅にコップ1杯の水を置いて1週間放置。特に変化がなければ心配なし。少し汚れるくらいも心配なし。でも黒く濁ったら要注意。その場合、近所のお寺や神社に定期的にお参りすると良いのだそう。試すのがちょっと怖い。さっくりと楽しめる一冊。2021/06/19
空猫
35
お気に入りさんのレビューから。人についている霊やオーラが見えるという芸人さんのエッセイ。つらつらと話を聞いているようであっという間に読了。作者さんは霊が見えるけれど、人の不安や悩みにつけこむ霊感商法は絶対に許せないと力説されていた。先祖の霊も水子の霊も、身内が祟る事はない。怨みを持つのはあくまで「他人」だ。題名通り生き霊の方が恐いって話が多かった( ̄▽ ̄;)。ところで肝心のお笑いはどうなんでしょ?YouTube見てみようかな。2023/02/07
にゃんた
26
ホンマでっかを見て知ったはやともさん。気になってたので読んでみた。テレビで見るキャラと同じく、すごく怖がらせることもなく、淡々と過去の体験談の語りをしてるのがサラサラと読めてよかった。(それでも読んだのは昼間だけ。)2021/01/16
トムトム
24
いつもオカルトは半信半疑だけれど、この人の本を読むと本当にいるのかも!?と思います。最近は実話怪談と言いながら作り話なのが分かるようになってきたのですが、これは本当っぽい。というか怖くなく「へ~」と思いながら読みました。2023/12/24