内容説明
歴史問題の全体像を理解するための最良の書
歴史認識問題、歴史修正主義…、
なぜ「歴史」は炎上し、差別意識を助長するのか?
いま世界的な争点になっている歴史問題について、
歴史学だけではなく、社会学や国際政治の視点から、
その背景に何があるのかに迫る。
気鋭の研究者らによる憂国の書、書き下ろし!
目次
第一章 「歴史」はどう狙われたのか?
第二章 植民地主義忘却の世界史
第三章 なぜ“加害”の歴史を問うことは難しいのか
第四章 「自虐史観」批判と対峙する
第五章 歴史に「物語」はなぜ必要か
第六章 座談会 「日本人」のための「歴史」をどう学び、どう教えるか