内容説明
女性の心の代弁者、人気作家LiLy5年ぶりのエッセイ。いつの間にか周りも自分も変わっていっていることにふと気づく30代。等身大の女性の結婚、恋愛、仕事、夫婦、セックスなど日々起こっている日常が赤裸々に語られています。脚色されたキラキラしたものとは違ったリアルなオトナの女性の姿がここに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとも
8
LiLyさん初読みでした。セキララ女子会に参加した気分になりました。色んな生き方があっていい!他人と自分をいちいち比べていては、サバイバルできない時代。2017/11/30
ss
5
ハワイのプールサイドでのんびりと読むと決めていたこの本。 ほんのりアルコールとキラッキラの太陽の下、なぜか溢れる涙。 サングラスしてて良かった。 1人で読んでたのに、読後は何故か女友達とプールサイドでがっつりお喋りし終わった達成感。2017/01/09
おさと
4
「やはり、結婚という制度は、動物としての限界に挑む、人間としての挑戦だ」に、納得。2021/01/14
たろ
4
Lilyの30代、オンナとは、を書き綴った一冊。こんな過激で赤裸々な人いるのか!という衝撃と、結局は悩みや決断に対して自分をうまく乗りこなす様がカッコいい!という気持ちに至る。「失いたくないものが増えた分、当然怖いものが増えた」「自分で自分を70パーセント満たす『方程式』を探し出し、毎日実行する」「ナメられたら、終わり」★★★★2018/08/26
7a
4
この本で始めて知った作家さん。女は感情の生き物なので、それを理性の下制御して生きるのが結構大変なのだが、それ故にこの人は凄いと思った。感情のままに生きているのだ。ギャルがそのまま大人になり作家になった。軽いノリで性を語りしかし自身の突飛さ故ディープな闇に落ち、しかし悩み自体はフツウのオンナ。10代20代で出会ったとしたら絶対友だちにならないタイプなのに、読んでて同調してしまうからやっぱりオンナって共感の生き物だ。「自分のことをオバサンと呼べないオバサンにはなりたくない」というのには心から同意します。2016/12/14