内容説明
「あの人の星を織り出そう」……機(はた)に浮かぶ模様が、忘れがたい男の優しさを、忘れてしまいたい男の面影を、織り出していく。沖縄の伝統織物に生涯をかける二人の女――汀子(ていこ)は亡き夫へ捧げる[首里織]を、尚子(しょうこ)は新しい人生の証となる[八重山上布(じょうふ)]を。生と愛の情念を織り上げる女のひたむきさを描く、感動の長編小説。吉川英治文学賞受賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
松下
2
宮古上布とは違って、モダンな色遣いの八重山上布。着てみたいなぁ、と憧れていたけど、これを読んでますます着てみたくなった。二人の女性の話が交互に語られるので、やや読みにくさはある。その二人の出会いはもう少し盛り上げてもよかったかもしれない。2013/08/14
ita
1
吉川英治文学賞受賞作。沖縄を舞台にした、ふたりの女性と織物のお話です。 星二つ(☆☆ー)2021/09/17
ポパイ
1
主人公の生き方に力強さを家案じる。織物、陶芸に興味津々。2019/09/15
いちろ(1969aMAN改め)
1
かれこれ10年前に読んだ本を思い出し。2002/10/01
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