内容説明
浅草福井町の稲荷通りにある居酒屋「吉田屋」は、主の佐竹平兵衛が住人の揉め事の相談にのることから「よろず屋」と呼ばれる。ある日、よろず屋に老舗料理屋の娘が駆け込んできた。ならず者たちに店を譲れと脅されているという。解決に乗り出した平兵衛の前に人斬りの異名を持つ男の影が。平兵衛が神道無念流の剣で悪に立ち向かう。著者畢竟の新シリーズ開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
66
よろず屋平兵衛 江戸日記「三人の用心棒」 1巻。(居酒屋宗十朗)と(はぐれ長屋の用心棒)を合わせたような物語ですね、安定感バッグンです。2020/09/14
kitaurasyuji1
1
全くもって、このダラダラとしたストーリー。何の知恵もない繰り返しの連続。しかも、江戸庶民の情緒や風味、緊張感や人情味もなく、話にドキドキ感や達成感もない、愚作だと思います。きついけど、これでは作家の文章とは思えません。2021/03/18
オールド・ボリシェビク
1
ひどいもんだね。粗製濫造という言葉を想起した。たんにご都合主義的に登場人物を動かしていくだけの時代小説。2020/05/14