内容説明
真面目でマイペースな刑事が、妖怪だらけの部署に左遷――!? 百王警察署の刑事課に所属する赤鬼冬日。彼はある夜、ライバル視している警察署長に電車の前へ突き飛ばされてしまった。――死ぬ。そう覚悟したのだが、冬日はなぜか地下鉄の中にいた。しかも着物姿の怪しい男と少女車掌に「合格」を言い渡される始末。さらに、翌日出勤した彼は、ありもしない「何もするな課」へと左遷されてしまった。いよいよ退職に追い込まれるのか、と危ぶんだのだが……。そこは、妖怪絡みの事件を捜査する化け狐や化け狸がいる課で!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MATSU
19
主人公が真面目すぎで、直球すぎな物言いが面白いです。妖怪はもっといっぱい出てくるかと思ってましたが、あんまり出なかったです。でも、サクサク楽しく読めました2022/05/21
一五
9
暑いなか、軽いのはあっという間に読めるが、第2段に期待かな(あれば)2020/08/31
にゃうぴょん
8
読みやすくさらっと読めました。赤鬼さんの真面目すぎる言動と個性的なキャラとのやり取りが面白かったです。続きが出たら読んでみたいです。2020/10/20
あずとも
5
主人公の真面目で言葉もストレートな刑事を始め登場人物(?)達が皆いいキャラしていてやり取りも楽しい。2020/07/18
hotate_shiho
1
刑事の赤鬼は、ある日、ライバル視している署長に電車へ突き飛ばされたけれど、不思議な力で生きていた。でも、翌日出勤すると、妖怪だらけの部署「何もするな課」に左遷され・・・。赤鬼さんの真面目さや、周りのキャラクターがとても良かったです。面白かった。2020/07/13