数学ガール<br> 数学ガールの秘密ノート/複素数の広がり

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数学ガール
数学ガールの秘密ノート/複素数の広がり

  • 著者名:結城浩【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • SBクリエイティブ(2020/07発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815606022

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内容説明

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「ぼく」と三人の数学ガール(ユーリ、テトラちゃん、ミルカさん)のトークを通して、「中高生レベルの数学を楽しく学ぶ『数学ガールの秘密ノート』シリーズの最新作。本書のテーマは、多くの人が苦手意識をもつ複素数です。

抽象的で理解しにくい複素数の世界を、多数の図版を使ってやさしく解き明かしていきます。登場人物たちの楽しい対話を通して、読者は、複素数の性質を正しく深く理解することができるでしょう。

数学に関心を持ち始めた中学生、複素数に苦手意識を持っている高校生・大学生はもちろんのこと、より進んだ学びを求める方も楽しく読むことができる数学読み物です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まえぞう

23
複素数の世界は整然としていて美しいですよね。最終章はこのシリーズとしては少し高度で、先日読んだ本にでてきたハミルトンの四元数を探求します。複素数を二次元の数だと考えると、何故、四次元(四元数)の数があって三次元がないんだろうと思っていましたが、三次元だと通常の代数構造を仮定すると矛盾がでてしまうんですね。2024/02/10

キリル

16
「2乗すると-1になる数」、虚数iが存在する複素数の世界を旅する今巻。"ない"ものを"ある"とする理由は何かと不思議に思いますが、複素数平面→三角関数→ベクトル→行列と旅をしていくと虚数があれば見える世界が広がることが分かり、iの面白さに気づきました。注目はテトラちゃんの発表。こういう発見があるから勉強は楽しいですし、そこから更なる旅へと誘ってくれる僕やミルカさんのような仲間がいるっていいですね。座標平面上の実軸との対称点を「水面に映る星の影」と表現しているのがロマンあふれるなぁと思いました。2020/08/10

美東

11
複素数を行列で表現する。なるほど!2020/11/15

らっそ

7
この本も1,2章の内容には付いていけた。3章以降も高校で習ってるかもしれないけれどもわからない。知識の新規開拓という意識で読み進める。本編には関係ないけど、図書館の先生が出てこなくなった。登場人物紹介のページにも、お名前がなくなっていた。少し寂しい。2023/10/11

hydrangea

7
複素数平面/ベクトル/行列/力学は関連付けながら問題を解くと理解が深まる、と高校生当時、数学の先生に教わったのが頭に残っています。今(2021年)って、複素数平面を高校であまりやらないようですね。私の時代は、複素数は数学Bだったような記憶があります。回転と大きさで表現できる部分が、少し毛色が違うようで好きでした。2021/07/23

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