内容説明
システム開発に係る「紛争」に直面した弁護士、法務担当者、プロジェクトマネージャーが解決方針を決定するにあたり、何が問題となるのか、どのような点に留意するべきか、裁判例をもとに詳細に解説。プロジェクトのステージごとに紛争類型や検討課題を整理している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさやん510
0
システム開発契約に関して問題となりうる点について、豊富な裁判例や実務の実際を踏まえて幅広く解説されている。契約書作成やチェックの際も、紛争になった際のことを見据えてイメージしながら対応することが重要だと思わされる。3年前の書籍ではあるが、民法改正に関する言及も随所にあるし、最後にページを割いて改正の影響にも触れられているので、まだまだ参照価値は極めて高い。伊藤先生は現在もブログで最新判例をアップし続けておられ、大変参考になる。2021/12/18
