内容説明
ストレス、不安、不眠などメンタルの不調を訴える人が「回復する」とは、 「セルフケア(自分で自分を上手に助ける)」ができるようになること。 「洗足ストレスコーピング・サポートオフィス」の所長であり、30 年にわたってカウンセラーとして多くのクライアントと接してきた著者が、 その知識と経験に基づいたセルフケアの具体的な手法を100 個のワークの形で紹介。裏付けとなるのは、「ストレスマネジメント」「認知行動療法」 「マインドフルネス」「コーピング」「スキーマ療法」といった理論や手法。それらを、一般の方がわかりやすいように、可能なかぎり専門用語を使わずに紹介します。イラストは漫画家の細川貂々さん。コロナ禍で不安を抱える人にも!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mike
58
リクエスト待ちして届いた本。フンフンと頷きながら、サラサラっと読んで終わった。2024/04/02
ネギっ子gen
51
本書のベースは、「ストレスマネジメント」「認知行動療法」「コーピング」「マインドフルネス」「スキーマ療法」といった理論や手法。それらを、一般の方がわかりやすいように、可能な限り専門用語を使わずに紹介した書。そこに<どうしても必要な用語については、解説をつけた上で必要最小限、用いています/人は弱っていたりするとき、文字を読むのはしんどいもの/出来るだけ平易な言葉を使い、シンプルな文章になるよう努めました>と付記するところが、著者の誠実さか。表紙も含め、イラスト・細川貂々さんの優しいトーンの絵柄が、好印象。⇒2021/03/31
じーにあす
30
読みやすい。今現在弱っている人を対象としているので、イラストも大きく視覚的にもイメージ出来る。100のワーク全てをやらなくてもよく、気に入ったものから取り入れていい。とにかく、読むだけでなく1つでも多くのワークに取り組む事が重要。塵も積もれば山となる。何度も読んでじっくり回復するイメージ。キーワードは外在化。自分の心の中の漠然としたストレスを書き出し気づきを得てストレスに対処する。ひたすら書きまくる。ストレス日記をつける。コーピングレパートリーを増やす。自分の中の内なる子供に名前をつけ労ってあげる。→2022/04/30
チャー
26
メンタルの不調から回復するための考え方や手法が紹介された本。自身にストレスを与えるストレッサーに気付き意識的に対処することが大切さを伝えている。ストレスを感じたときにその原因を内面に抱えず外に書き出し、自分の性質を確かめながらきちんと認識することで、実際に遭遇する状況を回避したり心づもりをすることができる。心を守るために、ストレスに対応するための手法であるコーピングを日頃から準備しておくとよい。自分の心を癒し、回復させる手段は多ければ多いほどよく、簡単なものでも気づいたことをひとつづつ増やすとよい。2024/01/15
紫羊
24
紹介されているワークは、心が疲れている時でも実践できそうなシンプルなものばかりです。それと知らず似たようなことをしている人も多いのでは。セルフケアにとどまらず、他者支援の道具箱として活用したいです。2022/08/22
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