内容説明
警視庁上層部が抱える暗部を詳細に書き留めたMファイルを持つことから、誰の目もはばからず自由に動き回る黒崎警視。難事件を次々と解決する彼の元に密命を帯びた相棒が送り込まれ……。傲岸不遜な警視の痛快な活躍を描く、書き下ろし警察小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしょも
4
シリーズの続編なのでしょうか?違和感がありながら読み進めましたが、中盤ぐらいからは楽しめました。黒崎警視のキャラクター、好きです。2020/09/26
フランク
4
☆22020/09/12
碧子
3
色んな要素がぽこぽこ出てきて読者としては思考を反復横跳びさせられている気分だった……。悪くはないんだけど読みにくい。そして場面の切りどきも悪い。何でここで区切る必要が?というところで区切られていて読み難く、話が転換するのかと思えば転換しないし、解決するのかと思えば解決しない……何より終わり方も締まらない。この残りのページ数でどうやって収拾するんだ?と思って最後まで読んだが、とっ散らかりのまま不完全燃焼で終わった印象。謎を用意しすぎたように感じられた。もう少し的を絞ってくれれば面白くなっただろうに、残念。2021/06/11
まこまこ
3
★★★⭐⭐2020/09/12
風信子
2
日本国内にありながら全てが治外法権状態の「国家未来戦略特区」で行われる犯罪に立ち向かう警察小説。あらすじから黒崎警視についてもっととんでもない人物像を想像していたので、それほどインパクトが強く感じられず。Mファイルについてもう少し突っ込んでほしい。2021/01/02