内容説明
嗚呼、懐かしきあの頃よ…
絶滅寸前!!深遠なるレトロ系フード系自販機を巡る旅
うどん・そば・ラーメン、ハンバーガー、トーストサンド…etc.
ひと昔前までは主に国道、県道沿いのオートスナック、コインスナックなどに
設置されていたフード自販機。
自販機大国ニッポンならではの貴重な文化であるそれらも今や風前の灯、
絶滅寸前の状況です。
本書では、人気サイト『懐かし自販機』の管理人・魚谷祐介が自ら全国各地を
旅して出会ったたくさんの「レトロ系フード自販機」および店舗などを
紹介していきます。
さらに激レア資料なども満載の、ほかに類を見ない集大成本です。
フード自販機巡りの旅のガイドとしても。
【主な内容】
・懐かし自販機「御三家」大解剖
・まだある!!昭和の名機たち
・関東で懐かし自販機三昧!!
・昭和を味わう ~全国の名店~
・閉店しました。~かつての名店~
・激渋!!ホテルで懐かし自販機
・自販機の神!!田中さんと巡る麺の王国
・カタログコレクション
・インタビュー特集
・日本の自販機の歴史
・対談
「自販機の神」田中健一×「懐かし自販機マスター」魚谷祐介
・全国懐かし自販機MAP
・店舗紹介ガイド
……etc.
【著者】
魚谷祐介[うおたに・ゆうすけ]
レトロ系フード自販機の第一人者であり、
Webサイト『懐かし自販機』を管理運営するマルチクリエイター。
ミュージシャン、Webデザイナー、フォトグラファーなど、
多岐に渡り活動中。本質的には“旅人”。
風情と味わいを求めて、現存する全国すべての
“懐かし自販機”を訪ねて取材、記録している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シブ吉
112
まだ映画が入れ替え制で無かった学生の頃。同じ映画を繰り返し観ていて空腹になった私の眼に飛び込んだのは、ロビーに置かれた「グーテンバーガー」の自販機だった。(映画館のロビーでハンバーガーを食べる)その行為にオトナのニオイを感じた私の前に、「舌も焼けろ」とばかりに熱々のハンバーガーが3分待たずに立ちはだかった。想い出の自販機は「殺傷力抜群」だった。。。そんな懐かしさを感じながら本書を読み進めると、まだまだ色々な自販機が生き残っている事を確認。更には、うどんの自販機にもたどり着く。まさに本書サマサマでした。2014/10/31
もんらっしぇ
78
【備忘録】積読を引っ張り出す。おそらく絵本「ぼくは ぽんこつ じはんき」が出版されなければレビューはきっと書かずじまい…◎懐かし自販機「御三家」大解剖 めん類編 川鉄計量器/富士電機/シャープ ハンバーガー編 富士電機/星崎電機 トーストサンド編 太平洋工業…川鉄計測器(現・JFEアドバンテック)が1972年に最初に開発。当時の川崎製鉄の労働者の厚生施設の備品として麺類の自動販売機というアイディアを具現化したのだそうな!びっくり(^^)シャープまで参入し立派なカタログまで…眺めていて飽きない一冊♪ 2025/02/10
たくろうそっくりおじさん・寺
77
これは良い。昔よくあった、うどん・そば、ラーメンにハンバーガー、ボンカレー等の料理が出て来る自動販売機の紹介本。潜在的同好の士は多いだろう。今やどこにでもあるコンビニに駆逐され、激減・絶滅したこの類いの自販機と、置かれているコインスナック。しかし今なお稼動し好評を得ている自販機やコインスナックもあるのだ。私は数年前四国に住んでいたが、この本に出て来る徳島のコインスナック御所24をドライブでよく利用し、日本に2台しかない自販機のボンカレーに舌鼓を打っていた。懐かしい。平成になお輝く昭和の残光だ。2014/11/30
HIRO1970
76
⭐️⭐️⭐️子供の児童館で読みました。子供が読むとは思えませんが・・・。2015/09/05
あじ
75
寂れた町をアベックが車で走っている。「ねぇ、お腹空いたぁ~」彼女が駄々をこね始めた。「こんなとこにファミレスなんかないぞ、参ったぜ」彼は脇見をせず頭を抱えた。そこに…『ベンダーショップ味』の奇跡の看板が!「お、あれあれ!あそこでそばでも食おう」「嫌よ、自販機のそばなんて」(中略)ズラッ~と並ぶラーメン、トースト、バーガー、カレーの自販機。月明かりの中で煌々しく熱心に手招きをする。彼女はふて腐れていたのだが、彼がすすっているそばの出汁に誘われた。小屋は二人だけの天国と化した。昭和のデートは熱いっあっちっちっ2014/12/06
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