こども文学館<br> とびだせバカラッチ隊

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こども文学館
とびだせバカラッチ隊

  • ISBN:9784591008065

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内容説明

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吉本直志郎の児童文学。 栃谷集落と木根森集落の子供たちが、ふくろうの子供の争奪戦を繰り広げる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんちゃん🐳

21
小学時代の私の愛読書(*^^*)。実家の物入に見つけ、読みだしたら一気読み。やっぱりこれ好きだわぁ!!山奥の福郷村にある木根森集落の子どもたちと、栃谷分校の子どもたちのフクロウの子をめぐる争奪戦の物語。それぞれに信頼を集める大将がいて、それを支える副将格がいて、ちびの1年生まで実に統率が取れているのだ。こんな仲間がいたらどんなに楽しいだろうと、小学生の私は心躍らせ、淡い恋物語に胸をときめかせた。思えば立原道造を知ったのもこの物語だったし、拾った子猫に「ふうこ」と名を付けたのも、この本の影響だったのだなぁ。2021/08/21

みんち

8
「青葉学園物語」全5巻を読了したそのオマケという事でもう一冊。同じく吉本直志郎氏の「とびだせバカラッチ隊」を読了。これまた児童文学で田舎の子供たちが大暴れする話なのだが「青葉学園物語」と違って戦争というものが絡んでこない話のため全編を通して明るくおバカな活気に満ち満ちている。物語は福郷村と呼ばれる地域を二分する木根森・栃谷の集落の子供たちが何かにつけて張り合い小競り合いを続けているという状況で新たに「ふくろうの子」という宝を奪い合うという名目から、さらに小競り合いが活発化してしまうというところから始まる。2017/01/07

海燕

5
「紙の本で読書」派だが、容易に入手できない古い本については、電子書籍の利便性を実感した。懐かしい本を再び「所有」することのささやかな満足感もある。40年ほど前の作品で、読書感想文の課題図書だった。小学生の時分に読んで、痛快、爽快、センチメンタルといった要素が記憶に残っていたが、いい歳になって再読しても、果たして面白かった。これは全く不思議だ。童心に戻って読んでいたとでもいうことか。児童文学ゆえ小難しい内面描写などは少なく、子どもらのイキイキした動きを活写している。作者の他の作品も電子で読んでいきたい。2022/07/22

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