内容説明
邪馬台国はどこにあったのか? これは史学界、考古学界、そしてアカデミズムの世界から在野に到るまで、諸説紛紛、まさに論者の数だけ意見も錯綜するといわれる謎中の謎である。本書は、この難問に、SF界の奇才が長年の構想と収集資料をもとに、すべての「邪馬台国」に独自の実地踏査を試みて成った、ユニークな邪馬台国紀行・入門書である。ロマンと知的冒険心を湧きたたせるトラベル・エッセイ。卑弥呼の国を旅しよう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
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邪馬台国の謎解き本にはあらず、邪馬台国を窓口にした古代史紀行ガイドブック。朝鮮半島の帯方郡から始まる古代史解釈は、古代の東アジア情勢との関わりから邪馬台国を読み解いていく視野の広さが抜群の面白さ。ところが、対馬、壱岐はいいとして、日本へ上陸すると途端に失速してしまい、当たり障りのない史跡めぐりといった印象に。あとがきに顕著なのですが、作者は邪馬台国論争からは数歩引いており、話題先行の古代史ブームには批判的であります。昭和50年代、併合時代を直接知る方々がまだ多かった時代の韓国旅行記としても貴重。星4つ。2015/08/16
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