内容説明
ビートルズは、ロック・ミュージック史上、最大にして最高のグループです。
一九六〇年代からこんにちに至るまで、性別も年齢も、人種も民族も、出自も職業も超えて、いまもなお多くの人びとに愛されています。もはや世界が共有する「教養」の一部なのです。
本書は、これからビートルズを本格的に聴いてみたい人たちに向けられた入門書であり、かつ彼らの偉業をさまざまな見地から考察してみたい人たちのための再入門書になります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
93
結局のところ、あなたの受け取る愛は、あなたが与える愛に等価なのだよ。〜完〜。足りない。圧倒的に足りないの。でもしょうがないよね。ページ数的に。そこは受け入れましょう。絞ったターゲットは、ビートルズをビートルズたらしめている理由。いいよいいよ。4人が揃ったこと。そして、支えてくれた人々の貢献と、タイミングも場所も。それぞれ大小なり影響があり、どれも欠くことのできない事なのだとの主張。( ¨̮ )。ジョン、ポール、ジョージがご近所さんで、リンゴもリバプール出身。奇跡の軌跡は始まっていたね。( ¨̮ )。2020/08/04
trazom
52
私は、ビートルズのことを全く知らない。興味もない。でも、同時代人として最低限の知識を持つべき責務を感じて「入門書」としての本書に挑戦する。結果的に…全く理解できなかった。4人のメンバーの来歴はわかった。(そんなことに一切関心はないが)各人の結婚・離婚歴も知った。多くのミュージシャンが影響を与えたこともわかった。しかし、結局のところ、彼らの作品の音楽的特質が何で、彼らの思想性が何であったのか、ちっともわからない。そもそも文章で音楽を表現するのは難しい。こんな本を読むくらいなら、音楽を聴け!と言われそうだ…。2020/08/16
十川×三(とがわばつぞう)
24
面白い。私が"ビートルズ本"に求めていたのは本書の内容だった。スッキリ。メンバーのキャラクター、関係性や時代背景。ビートルズの魅力満載。さらに好きになる。▼ジョンとポールの初めての出会いの場面はしびれる。ポールに刺激されてジョンは曲を創り始めた。2人だけの作曲ノートがあり、単独で作った曲でも共同名義で発表しようと決めた。2023/05/03
たくや
19
ビートルズがなぜ最高と評されるのかが知りたくて読む。様々な著名人がビートルズに影響を受けたことが述べられていたが、それだけ音楽を通じて人々の人生を変えたからなのだと思った。音楽スタイルを作っただけでなく、時代を味方につけ社会を作った存在なのかなと。娯楽やコンテンツが多様化した現代にビートルズがいたらどうなっていたのか気になる。2024/08/04
C-biscuit
13
Kindleアンリミテッドで読む。ビートルズをもはや教養として読む時点で違うような気がするが、それくらい彼らの音楽等が芸術の域に達しているということである。本書にもボブ・ディランのコメントが数多く紹介されているが、彼もノーベル文学賞を受賞するご時世である。ビートルズがいかに音楽を変え、文化的にも大きな功績があるかが良くわかる。そう思うと普遍的でもありつつも、時間の流れを感じることもでき、若い世代は詳しく知らないのだろうとも思う。こういうところからビートルズに入っていくのもありと感じる。自分も聞き直したい。2021/06/25
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