青ずきんちゃん

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青ずきんちゃん

  • ISBN:9784779006111

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内容説明

妖しく美しい魔界へいざなう8つの短篇。
大晦日の入院病棟。大慌ての人物が二人いた。あるノルマを課せられ入院患者として派遣された妖精と、担当医師に恋をした、自分を7歳の女の子だと思い込む男性だ。その二人の思わぬ「がっかり」を描く「点滴妖精」。地位ある者にもてあそばれた少年は、死んでなお辱められ幽霊になってしまう。時代を超えてさまよう少年と、彼が出会う子供たちの物語、「青ずきんちゃん」。大雪の日の、あの電話がきっかけで夫は亡くなった。命日にまた雪が降り、妻の元へまた電話がかかる。「橇に乗りませんか?」。たった一人で生きる妻を狂気が誘う「雪の女王(スノークイーン)」。『グリム童話』や『雨月物語』などをモチーフに、妖しく美しい魔界へいざなう8つの短篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒然亭小四草

1
書店で見かけ、表紙イラストとタイトルに惹かれ図書館で借りる。実に自由な本。思いついたことをそのまま書いて物語りにしたような。「ふーん、だから?」という話ばかり。でも嫌いではない。どこか気になる。2012/03/08

たろ

0
なんとも不思議できれいで怖い本。なんというか……それしか言いようがないなぁ。2016/01/22

オハナ☆

0
ソフトBL的な?作品自体もふわぁっと靄がかかっているような雰囲気でした。好みがハッキリと分かれそうだけど、私は嫌いではないですw2016/01/13

麻衣

0
何だかどれも終始よくわからない話だった。この短編集は男性同士の同性愛がメインテーマなのかな?題名に惹かれて読んでみたものの、良かったのか悪かったのか何とも言い難い作品だった。私としてはこれらの話が好きではないけれど、かといって「読まなきゃ良かった」とは思わないし、逆に古谷さんの不思議な世界観を覗けたのは良かったと思う。まぁもう一度は絶対に読まないだろうけど・・・。とにかく不思議な作品で、良い意味で「感想は述べられません」って感じ。褒めたくもあるし、貶したくもるし。2013/03/20

tatte

0
図書館。2011/10/30

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