内容説明
大陸歴第四黒猫の年、カル・ランシィ氏族の統べる国、カラザ・アルダ。16歳の王女・アルスリーアは、霊峰コルスアリムに灯がともる夢をみた。「なんの前兆？」信頼する兄・アルザールに聞いても答えを濁すばかりだ。しかし、不安は現実となる。邪悪な異母兄アルガストが王位とアルスリーアをねらって暗躍を始めたのだ。危うし、アルスリーア！ 壮大なスケールで描く傑作ファンタジー。※あとがきは収録されていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
4
このシリーズも、なんかえらいところで宙ぶらりんなまま放置されてるので続き待ってますシリーズ。これ自体は一冊で完結。読み直すと結構すごい設定。ヒロインのアルスリーアは至って健全、前向きなお嬢さん、婚約者のアルトウィンもマトモ。しかしほかの面々は、双子の片割れが好きだったり同母妹が好きだったり姉妹を殺そうとしたり、結構えげつない中身だった…。そして、続きの巻で、アルトウィンが地中に埋まってはや何年…破妖が終わったことですし、彼をとりあえず掘り返してあげて欲しいです。おおや和美さんのイラストが絶品な一冊。2017/10/20
一条梓（アンフィトリテ）
2
このシリーズの続きがなく中途なままで終わり残念だと思う。
まっきー☆
1
1990年9月8日購入。このこと、すっごく記憶に残っていて、まずこの表紙の絵に釘付け、心鷲掴まれ、迷いなく買ったんだよね。 以来、おおや和美さんの大ファンになり、前田さんの大ファンになった。超久々の再読だけど、内容は全く覚えていなかった。。。ま、仕方ない。新たな気持ちで楽しもう。 アルトウィンが好きだわ〜！アルザールも好き好き！ どんな展開になるのか、超楽しみ！2019/12/16
愛奈 穂佳（あいだ ほのか）
0
【『読書メーター』を知るまでに読んだ本の記録】 通算：＃９８０1998/11/30
愛奈 穂佳（あいだ ほのか）
0
【大学在学中の４年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を１０００冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 ＃５１１1996/12/31
