ワニブックスPLUS新書<br> 教師の悩み

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ワニブックスPLUS新書
教師の悩み

  • 著者名:諸富祥彦【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • ワニブックス(2020/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784847066412

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内容説明

「教師を支える会」代表。
現場教師の“作戦参謀”として全国の学校の問題に取り組んできた著者が説く――
“今の教師が抱える悩み”への最新知見と解決策。

・学級の荒れ
・先生同士の人間関係
・保護者と教師の関係
・終わらない残業や部活動
など

教師が置かれた環境がガラリと変わった今、教師が、学校が、ピンチです。
教師という仕事が、格段に困難な仕事になりつつあります。

私が教師を支える必要性を感じているのは、それだけ精神的に追い詰められている先生が多いからです。

本書は、長年「教師の悩み相談」を専門とするカウンセラーとして活動してきた私が、多くの先生方が抱えている問題や悩みを紹介し、同時にどう対処すればよいのか、具体的な策をお伝えしていきます。

「このまま教師を続けていてもよいのだろうか?」
「子どもや保護者とうまくやっていく自信がない」
「もう教師を辞めるしかない」

そんなふうに、追い詰められている先生方にとってきっと役立つヒントがあるはずです。

また、本書は、
教師の方にとっては、「元気が出て、やる気が出てくる本」「悩みの解決策が見つかる本」。
教師志望者の方にとっては、「ますます教師になりたくなる本」。
保護者の方、学校や教師に関心を寄せる方が読めば、「教師を応援したくなる本」「『教師のミカタ』になりたくなる本」。
──そんな本になるように構成しました。


【著者プロフィール】
諸富祥彦 (もろとみ よしひこ)
筑波大学人間学類、同大学院博士課程修了。
千葉大学教育学部助教授を経て、2020年現在、明治大学文学部教授。教育学博士。
臨床心理士、上級教育カウンセラーなどの資格を持つ。
著書に、『教師の資質』(朝日新聞出版)、『孤独の達人 自己を深める心理学』 (PHP研究所)など多数ある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン

28
日々悩みを抱えている若い先生にもお奨めだが、教師を志す大学生に読ませてあげたい。管理職としては、今まで声をかけたり、配慮していたことを理論づけてもらえて勇気を得ました。2020/12/01

chidoriayumu

2
「『教師を辞めたい』と訴える先生方の8割が、なんらかの形で保護者からの攻撃を受けています。」 「今や『保護者のほうが10歳以上年上』というケースが一般的になってきた」 年齢差も要因の1つだと思うが、もはや昔のように「教員には強い権力がある」時代ではないのだろう。 むしろ、最近では子どもに厳しめの指導(体罰ではない)をするとそれがクレームになって返ってくるという話もあるし、保護者の方が強いとも言えそう。 心理学の立場に寄り添った本書。新しい知識を得るというより、今まさに困ってる教員向けなのかなと感じた。2021/03/07

ひさちゃん

2
1ページ13行、上下の余白も大きく、語りかけるような書きぶりの新書で、あっという間に読み終わりました。 先生・子ども・保護者・学校・教育…の現状がよくわかりました。また、アドラー心理学「勇気づけ」をベースとした著者・諸富さんの提案する方策には、とても共感しました。 タイトルにある教師だけでなく、心理学をベースにした組織論としても参考になると思いました。2021/01/03

hr

2
帯に「教師を応援したくなる本」とあるが、中身は教師に向けたノウハウや理念が中心で、保護者に向けてのものではなかった。保護者がこの本を読んで、教師への応援に気持ちを切り替えることは難しいと感じる。この本が教師にしか売れないと困るので、編集者が頑張って帯に工夫をしたのだろうか。2020/11/23

むむむ

2
とりたてて新しい知見はないが、心を落ち着けるのにはよいかも。2020/08/19

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