- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
職場の誰もが必要なときにリーダーシップを発揮する状態を「シェアド・リーダーシップ」といい、モチベーションや職務満足、業績を高める。そのしくみや効果を平易に解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
貧家ピー
9
良書。リーダーシップとはカリスマやできる上司1人が発揮するものではなく、誰もが発揮でき、誰もが発揮しなければならないと説く。 リーダーシップ: 職場やチームの目標を達成するために他のメンバーに及ぼす影響力 リーダーシップを発揮するためには自分なりの持論ー必要な態度・行動について、その人なりに持っている、明示的もしくは暗黙的な自分独自の信念ー を身に付けること。 各人の得意・経験に即したものとなる。 職務範囲を限定しない日本の組織向けの考え方だ。 2019/03/20
かえるくん
7
シェアド・リーダーシップとは「職場のメンバーが必要なときに必要なリーダーシップを発揮し、誰かがリーダーシップを発揮しているときには、他のメンバーはフォロワーシップに徹するような職場の状態」をいう。ここでいうリーダーシップとは、カリスマ的・変革的なリーダーが依拠するような権限によるそれではない。職務範囲を曖昧に捉え、みんながリーダーシップを発揮することを潜在的に求められる日本ではいまさら感があるが、では日本の組織であまねくシェアド・リーダーシップが機能しているかどうかとなると、話は別物である。シェアド・リー2016/12/31
Cozy
4
リーダーシップのあり方として「持論」を磨き続けていくことの大切さに共感。自分自身や部下のリーダーのスタイルをみても納得できる。自身の経験を含めたPDCAを回していくことで持論がより磨かれていく。この持論をさらに深めるためのリーダーシップ論の学びからの気づきを応用してみることも大切。シェアド・リーダーシップについても自分が求めていたスタイルでありエンゲージメント高い組織の先の姿として実践していきたい。2025/01/12
taku
4
簡単に言うと、強力なカリスマ型のリーダーシップではなく、みんなが自分の強みを活かしたリーダーシップを取る。 詳しい理論や実践する方法などが、具体例をいれながら分かりやすく書かれていた。 公式的なリーダーは、そうした雰囲気作りやマネジメント、行き先を指し示すことに注力すればいいのではないかと感じた。2021/08/15
RINO
4
主張は一貫している。全員がリーダーシップを発揮する必要があるということ。リーダーシップがリーダーだけに集中するのではなく、それぞれの立場で発揮することで強い組織となる。あるべき姿だと思う。真のリーダーはそういうことを意識したマネジメントが必要ということだろう。2019/10/14