内容説明
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「母クジラが、ようやく頭を右に振った。そして子クジラをかばうように、私の目の前をゆっくりと旋回していく」──クジラと人間の、啓示に満ちた出会い。子クジラによりそう母クジラの目の優しさ、潮噴きの瞬間、ブリーチの躍動……、それらのすべてに、人間の心を潤してくれる、不思議な力がある。10年にわたる観察と海中撮影で得たクジラの素顔、感動の写真集。
感想・レビュー
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やすらぎ
184
大海を泳ぎ回る巨鯨。追い続ける水口博也さん。海中に響くシャチの群れが声で結ばれ、青白く光る水面から舞う飛沫はやがて霧となり空にとけていく。この海の豊穣を喜ぶようにイルカは高く跳び、赤みを帯びた光は沈んでいく。この瞬間をずっと待っていた。別れのとき、わたしの目と視線があった一瞬、例えようのない憧憬を感じたのを鮮やかに覚えている。人間と同じほどに生き、碧く澄む海底を泳ぎ果てた身体を休ませるため、流れの穏やかな所へ向かったのだろうか。それは孤立ではなく孤独を受け入れたのだろうか。群れは悲しみとともに弔うという。2023/01/14
うさこ
2
ホエールウォッチングしたい*\(^o^)/*2014/04/19
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