詩想社新書<br> 原発と日本の核武装

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詩想社新書
原発と日本の核武装

  • 著者名:武田邦彦【著】
  • 価格 ¥809(本体¥736)
  • 詩想社(2020/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784434220463

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内容説明

内閣府原子力委員会、安全委員会の専門委員を歴任した著者が、日本の原子力事業のタブーを明かす!なぜ、日本は原発をやめないのか。長年、原子力の研究に携わってきた著者が、福島原発事故を引き起こしてしまった日本の原発事業の問題点を整理し、原発推進派、反対派それぞれの主張と、原発の本当の必要性を科学的に精査、原発と核武装の関係までを読み解き、なぜ、日本がいまだに原発をやめないのか、その深層に迫る。(目次)第1章原発事故、そのとき何が起こっていたのか、第2章原発を再開したい人たちの本当の理由、第3章原発に反対する人たちの本当の理由、第4章科学的、経済的に見た原発の真の必要性、第5章事故で明らかになった政府、マスコミ、専門家の無責任体質、第6章福島に帰ることができるのか、第7章原発と日本の核武装の必要性、第8章日本が原発事故を乗り越えるために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tsu55

6
著者は、原発再稼働に反対する論客として有名であるが、政治的スタンスとしては「再軍備賛成、靖国神社参拝、日本文化を大切にし、個人より家庭が大事」なのだそうだ。まぁ、一般的には原発再稼働派は右寄り、反原発派は左寄りということになっているので、著者のような人は、さぞかし居心地が悪い思いをしているのだろうな。 表題の核武装に関する考察はあまりにも大雑把というか、杜撰で、著者の言う「核抑止力」と言うのは、原発の安全神話と同じく一つの神話にすぎないのではないかと思った。2017/06/27

ゆきまさくん

2
原発事故とその後の経過、核武装など広く薄く述べられている。立場の違いから、賛同しかねる個所があるうえ、誤認や誤記があるが、総じて参考にはなったと思う。見解の違う方の意見を聴取する難しさは同感であるし。いろいろ共鳴できる個所もある。2019/01/23

てっちゃん

1
原発再稼働は反対だが、今までの反原発運動にも疑問を感じている人にお勧めしたい一冊。130ページに掲載されている日本地図とマグニチュード4以上の地震の震源地を重ねた写真が衝撃的だった。ただ、核武装をテーマにしていることもあって原発以外に歴史認識の話が多い。2017/11/27

sto65

0
武田先生の論説は、大変理解しやすく、共感させられます。この本も、もっと話題になり国民の間で活発な議論がされるべき論考だと思います。著者の誠実で率直な人柄は、文章を読めば自ずと明らかです。東日本大震災のマスコミや政治家、官僚らの振る舞いには、同じ日本人として情けなく、腹立たしい思いがします。まだ、お読みでない方には、ぜひ読んでほしいです。2017/08/27

鮒ひと箸

0
★★★★☆2017/01/08

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