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内容説明
少女の魂彷徨うは、世にも奇妙で世知辛い世の中! 1993年~2004年の12年間に描かれた花輪和一少女怪奇漫画!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kavi
1
「呪詛」に続いて2冊目。これも重かったな。人々の禍々しい情念の救済を、仏教的な視点から描いている。こっちのほうが私のは重かった。怒りや、憎しみを捨てて生きれたら、どれだけ楽だろうかと思うわ。特に今は。2016/11/12
naagita
0
あとがきが痛々しい。本編では、少年犯罪の量刑に激しく憤っている。2009/06/14
halfpint
0
ひさしぶりの花輪和一。なんか違う意味でオソロシイ一書。世俗宗教的なモチーフを豊富に使いつつ既存の宗教(新興宗教を含めて)と全く関わりのない独自の妄想妄念が突っ走る。彼を甘く見てはいけない。軽い気持ちで手に取らない方がいい本。どうでもいいけど「ちびまるこちゃん」の花輪くんは花輪和一だし丸尾くんは丸尾末広だしみぎわさんはみぎわパンという往時のガロ・オールスターからのネーミングであることは国民的コンセンサスを得ているのだろうか。2009/06/08