内容説明
「人類史上初のグローバル国家」建設は、理想主義者の寝言じゃない――。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団でいま最も活躍する若き幹部が、
膨大な知見を駆使して描く、
「ポスト・ナショナリズム世界」の圧倒的未来設計図!
「人類共通の課題解決のために読んでほしい。本書はアイデアの宝庫だ」
――ビル・ゲイツ
「 この本の目標は『グローバル国家』を建設すること。
そして“私たちはみな同じ集団の一員である”という神話を生み出すことだ。
日本のみなさん、一緒に神話を生み出そう」
――日本語版への特別寄稿「withコロナ時代を切り拓くフューチャー・ネーション」より
目次
目次
日本の読者のみなんさんへ――「Withコロナ時代」を切り拓くフューチャー・ネーション
Introduction グローバリズムをアップデートせよ
第1章 グローバリストとナショナリスト
第2章 誰も排除しない
第3章 ミッションを定め、敵を見きわめる
第4章 国民国家を守る
第5章 移民の自由化にはこだわらない
第6章 勝者のタダ乗りを許さない
第7章 システムを支えるルールを公平に
第8章 フューチャー・ネーションへ
訳者あとがき
原注
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
75
『統一国家実現の3つの条件』が根底となり、既得権益を最大限尊重する包括的な機関。踏まえた6つの原則。理想ではあるが、消えない違和感。『グローバル体制が強化すべき4分野』の”難民”の件。加えて、各種合意形成を含めた新機関発足のRoadmapが、読み取れない。散見された”自由”という言葉が、これらの違和感の温床かもしれない。但し、著者の意図のカギは、将来を見据えた”必要十分な”機関を興すこと。昨今の閉塞感漂う政治の世界が、私の思考・視野を狭めているのだと推察。COVID-19が落ち着いてから要再読ですね。2020/08/07
ta_chanko
15
ナショナリズムは元来、偏狭な部族主義・ローカリズムを乗り越えるための普遍的な思想として誕生した。しかしグローバル化が進んだ現代においては、世界平和・自由貿易・SDGsなど地球規模の課題解決を妨げる偏狭な思想と捉えられている。歴史を振り返ると、普遍的な思想を広めることでコミュニティを拡大してきた。長い目で見れば、世界は統一される方向で進むのだろう。さまざまな軋轢は避けて通れないが...。グローバリズムというと商業的覇権の印象が強いので、さまざまな人々を包摂するインクルーシブな「ユニバーサリズム」の推進を。2022/08/23
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/07/20
ふら〜
2
世界国家の樹立のために何が必要かを考察。国として一つにまとまるためには共通の敵(共通の目標)が必要であり、今はSDGsという全国家によって合意されたものがあるからそれに向かっていけば良い、人間部族意識が根元にあるから、国民国家はすぐに解体する必要はなく漸進していけば良いという現実的グローバリストという感じ富裕層への課税の枠組みや国際機関(国連)の改革にも触れ、出来る限り公平になるよう配慮もなされている。個人的に驚いたのは発展途上国の国民の方が世界市民的意識が高いというアンケート結果(母集団が気になるが…2020/09/27
shiroe_42
1
グローバル国家の必要性を訴えつつ、今のグローバリズムの問題点を指摘する。SDGsのようにグローバルに取り組まなければならない課題に取り組む仕組みを実現するため、インクルーシブなグローバル国家が求められる。2021/09/15




