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内容説明
近い将来、AIが得意とするデータを扱う仕事や、データに基づいて行える単純作業は、人間にとって代わるといわれています。また、AIの発展によって生まれる、「新たな仕事」もあるとされています。そんな社会で活躍する「AIでは代替できない、新たな仕組みを創造できる人材」へと、わが子が成長するためには、「自分らしい人生を、どう生きていくかを自ら考え、自ら道を切り開いていくために努力をしていける子ども」を育てる、家庭での環境づくりがとても重要になります。本書ではそんな未来に輝く子どもを育てるために、「自分プロデュース」「メンター」「スキャフォールディング」「学習方略」「濃密な家族の時間」など5つの新しい子育てのキーワードを中心に、家庭環境のつくり方、子どもとのふれあい方などを詳しく解説しています。一生自分の力で学び続け、生きていく子どもに育てる、一家に一冊、新しい子育ての教科書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
51
著者は、立命館小学校校長を経て中部大学教授、NPO法人こども・ことば研究所所長の深谷圭助氏。「辞書引き学習」の生みの親である深谷先生が提案する、自ら考えて学ぶ、未来に輝く子どもを育てる家族のための一冊。学校教育ではなかなか身につかない「自分プロデュース力」を家庭で子供に身に付けさせることが何より大事。そのためには適切な「メンター」の存在と、家族のサポートである「スキャフォールディング」(足場づくり)が必要と説きます。 振り返って我が家の中三の息子は不登校気味、小五の娘は「10歳の壁」の最中です。うーん。。2022/04/20
たまきら
30
様々なことを学ばせてもらいました。同時に、娘の担任の先生が現在行おうとしている生徒主体のクラス作りへのとまどいと、子供の先生への依存を思いました。教育は子どもがもちろん主体ですが、同時に親がリードできることもあるわけで…。今週末、娘の志望校を卒業した友人の娘さんらとランチ予定です。いろいろ学ばせてもらえるといいね、四年生。2021/12/16
ポチポチ
4
自学自習の人に育てるための環境づくりにおいて子供が1人で出来ることの一歩上(発達の最接近領域)をサポートする。学習は学校に任せきりにしてはいけないし大学受験のための勉強ではなく一生学び続ける足場作りをしていきたいと思った。その一つにメンターという親兄弟とはまた別のナナメの関係を構築するという記述があった。出会いは親がサポート。年上の先輩と関わりを持つ大切さは自分にも当てはまるなと感じた。聞く話すが得意な我が子にはすべてゆるくだけど会話、読み聞かせ、絵日記、英会話、辞書引き そして手帳を入れてみたい2024/05/04
アセロラ
4
子どもが自分で疑問を探し、調べたりしてまとめる「ハテナ日記」がよさそうでした。年長くらいからがおすすめだそう。本書全体を通して、カタカナ語が多い印象でした。2022/09/25
月と星
4
★★★★自分プロデュース力をつけるため,メンター(子どもの成長によい影響を与える存在)システムの提案とスキャフォールディング(足場かけ)をコンセプトとした自己肯定感を高める家庭教育。子どもに教えるのは勉強ではなく学び。子どもの学びのタイプと学習方略が分かった。正しい褒め方叱り方。2021/04/27